バターと小麦粉と生クリームと
ここ何週間かずーっとばたばたしていた割に、数年ぶりにオーブンで焼き菓子なんかを作る土日が続いている。
しょーもない金曜日を過ごして、土曜日の明け方に帰ったとき、眠らずに焼いたスコーンがびっくりするくらいおいしくできて。プレーンなものがしっかり焼けたので、次の週はココアを練り込んだものを作った。
10時くらいからせっせとしこんで。
1回目は、水分を生クリームにしたのだけれど、2回目はヨーグルトにしたら、思ったよりも生地がゆるくなってしまって、1回目の倍の数焼けたので、積んでも積んでもまだオーブンの中にスコーンがある事態に。
レシピは栗原はるみさんのもの。プレーンな方もすっごくおいしかったし、こちらもおいしくできた。
同じ材料でホットケーキを焼いてもいいんだけど、オーブンを使うと俄然、焼き菓子を作っているという雰囲気が出て楽しい。
ココアは冬の間に飲みきれなかったバンホーテンを贅沢に。
プレーンスコーンのときに使いそこねたクランベリーを入れたものと、なしのものを2パターン作ったけど、具が入っている方がより好み。これ、チョコレートチャンクを入れたやつもぜったいおいしいだろうなぁ。
ヨーグルトを最後調子に乗って追加したせいか、少ししっとりめになったので、次はちゃんと分量を守って作ろう。
コツとしては不安になっても水分は足さないことかも。なんやかんやで、分量通りでちゃんと生地はまとまる。
朝から焼きたてのスコーンを食べるのも、あまりに休日っぽくてうれしいし、部屋全体にいい香りが広がって、一日中しあわせな気持ちになる。
生クリームは使い切ってしまっていたので、クリームチーズとマーマレードをのっけて。
なんだかベーグルサンドのフィリングみたいな組み合わせだけど、しっとりめのココア生地ともよく合っておいしかった。次はチョコとオレンジピールを入れて焼いてみよう。
香水じゃない甘い匂いに満ちている部屋は、休日だけの特権だなぁ。