ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

すこしずつ、すこしだけ

続けて、器のこと。

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去年から、夏の麺を食べたり、丼をするときに使えるような大きめのどんぶりを探していた。スープ皿にも使えるような洋風のものがいいかなと思って探していたのだけれど、ぴったりくるものがあったので旅先で見つけた砥部焼のものを衝動買い。

さっそく、水菜とメンマを乗せ、たっぷりの白ごまを散らした冷製ラーメンを作って食べたのだけれど、今までのどんぶりとちがって口が広いので、よそう量が少なくてもきれいですてき。

上の写真は、そのときいっしょに買った同じシリーズの豆皿。豆皿にしては少し大きめなので、こじんまりと切り分けたケーキや、スコーンなんかはぴたっとはまるサイズ。

ぜんぜん色を選べず、以前気に入って使っていたお茶碗が、同じものを探しているのにずっと見つからないので、一期一会だ……! と思って、レッドとブルーの両方を1枚ずつ購入した。

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ブルーも素敵。

ぐるっと周り全体が花柄だとちょっと甘すぎるので、このストライプが入っているのがちょうどいい。とはいえ、ブルーのほうはそれでもちょっと絵本ちっくなかわいさがあるかも。

かわいい醤油皿がほしいなと思って購入したものの、意外と大きさがあるので、今のところはふつうに小皿として使っている。

そして、特に必要だったわけではないのだけれど、旅先の散財欲もあいまって、同じラインのマグカップも買ってしまった。

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ぽってりと丸く、背が低くてかわいい。なぜかこれで飲むのはブラックのコーヒーだよな、と決めて買ったので、まだ使わずに出番を待っている。

写真だと加工してしまっていて質感が伝わらないのだけれど、ここの砥部焼は、どれもちょっとざらっとしていて、それがとてもかわいい。

 

どちらのだろう、と帰って調べて、びっくりした。

今回手に入れたのは、すべて、『すこし屋さん』*1という窯元のもの。家に帰って、1つだけ残っていた件のお気に入りのお茶碗をひっくり返してみたら、今回買ったものと同じマークがついていた。

なるほどー。道理で琴線に触れまくるわけだ。ずっと、こちらのお茶碗を探していた。

残念ながら、今回の店頭ラインナップには、割ったものとまったく同じものはなかったので、お茶碗は買わずにいたのだけれど、次、どこかで出会ったら柄違いでもよいから今度こそ買い求めよう。

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こちらの砥部焼があると、 家でちゃんと生活をしたくなる。

コーヒーを淹れたくなるし、コンビニのお菓子じゃないおやつを食べたくなるし、麺料理やどんぶりも、少し彩りを考えたものをちゃんと作ろうかな、と思う。

気にいると一気に似たようなものを揃えてしまう癖はまだなかなか収まらないけれど、こうして少しずつ、思いもかけぬタイミングで揃っていくのも楽しいなと思った5月の旅行だった。

次は、いつなにが増えるだろう。