ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

よくがんばりました◎

思いの外、だらだらしている。 10代の頃に、誰だったか、俳優さんが「女性ってよく”自分へのご褒美”って、甘いもの買ったり散財したりするけど、男にはよくその”自分へのご褒美”って概念がわかんない」と対談で語っていて、そのとき深く、「なるほどな」と…

伊豆にはいけない月曜日

月曜日。伊豆の温泉宿で本だけ読んで過ごしたい。 今週どうしてもやらねばならないことが山積みで、鬱々というよりは、ばたばたした週の始まりとなった。久々に、お昼を食べている暇がなかった。おなかすいたよー。 突然飛んできた案件をちぎっては投げ、ち…

おまかせ

明日からノンストップの平日が始まる、という絶望感たるや。できるだけ長く週末の中にいたいので、もう少し起きていようと思う。 週末は二日とも、かなり早くに目が覚めた。二日とも、もちろんたっぷりと二度寝をした。 もらいものやらなんやらで、やたら今…

夜の空港で星を踏む

五反田くんに思いを馳せながら、どこへ行ったのかというと、空港に行ってきた。 空港は好き。夜の空港は、もっと好き。恋人が空港に行っていて、わたしは特にいっしょについていくつもりじゃなかったのだけれど、まるで聞き飽きたキャッチコピーみたいに、突…

五反田くん

五反田を通る度に、五反田くんのことを思い出す。 高級車を乗り回し、とてもさわやかな見た目をしているらしい、好青年というのを絵に描いたような、ある小説に出てくる俳優のことを。 ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メー…

物語を手に入れる瓶

高校生の頃、わたしは偏執狂的に、香水のクチコミを読むのが好きだった。 当時はまだ、家族共用のパソコンを使っていて、熱心にクチコミを読み漁る娘を、母や妹は、ひどい香水好きだと思っていた。 でも、当時のわたしは、香水そのものよりも、いっそ香水に…

はぴねす

うっかり仕事のメールを見てしまい、案の定、うっかり凹む。明日行けば終わりなのに、そう急ぎの案件でもないのに、「仕事のメールを家で見る」ということだけで、人とはここまで盛り下がれるものである。 そのまま眠ったら確実に会社の夢を見そうで、スカイ…

足元から衣替え

昨夜までドライを入れて寝ていたのに、今朝外に出ると、びっくりするほど空気が冷たかった。あれよあれよという間に雲行きが怪しくなり、雨が降ったせいもあるかのか、帰りも随分と肌寒かった。 腕をさすりさすり帰りながら、そろそろ衣替えだな、と思う。 …

パンとスープ、窓と梅酒

あんなことを書いていたら、晩も独りで食べることになった。珍しい。 一人、また一人と帰っていくのを見送って、他の部署から声がかかるかなあ、と思いながら9時手前まで残業をして、フロア全体がほぼすっからかんになったのを眺め、「今日はこれはもう! …

そういうふうに作られていた

久々に、独りでお昼を食べている。 働き始めてから、圧倒的に独りでごはんを食べる機会が減った。お昼も、夜も。朝ごはんはほとんど食べないので、この二年間、ほとんどすべての食事を誰かととったことになる。 これは、結構新鮮なことだ。 まあ、気ままな学…

いつも口笛吹きながら

最近、毎年寒くなってくると、真っ赤な唇が流行っていい流行だと思う。 わたしは、昔から唇は赤くする派。学生時代は深キョンの唇に、今はこじはるの唇に憧れている。ちゅるんとして、赤だけど重たくなくて、この二人の唇はいつでもかわいい。 ここ数年は、…

懐古主義

久々に、本を読んでいる。 働き始めてから、それはもう笑ってしまうくらい、めっきり本を読まなくなって、でも経済的にはゆとりが出来たから、たまに本屋さんに行くと散財をしてしまって。 そういうことを繰り返していたら、結果的に、学生のときにはなかっ…