ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

10年前と、今と

数年ぶりに、昔読んでしっくりこなかった本を、読み直した。 そういうことはときどき会って、さっぱり響かなかった本が半年経つだけで、恐ろしいほどぐっとくるようになっていることもあるし、10年ぶりに読み返しても、「ああやっぱりわからないわ」という気…

Winter, spring summer or fall.

最近、「定番」というものについて、よく考える。 わたしは季節によって、わりとはっきりと香りを使い分ける方で、夏になるとつけたくなる香水、冬になるとつけたくなる香水というのはすぐに思いつくけれど、一年中いつでもつけたい香水というのは、実はぱっ…

最初は低温で、だんだん熱を上げて

金曜日の晩、生まれて初めて、春巻きを揚げた。 春巻きというと、中からアジアンな具がぼそぼそと出てきて、なかなか噛み切れない揚げ物、という印象しかなかったのだけれど、後は揚げるだけという状態で届いた手作りのそれは、しそとチーズ、あるいは、しそ…

「ひとつでいいです」

花とはずいぶん、縁遠い生活をしてきた。 実家は母が忙しいという理由で、そして、すぐ枯れてしまうと悲しいという理由で、花にはあふれていたけれどすべて造花だったし、学校で毎年あった「ひとり一鉢」という制度では、毎回、夏休みを待たずして枯らした。…

27th

この間、ひとつ年を取った。27になった。 27歳という数字は、わたしにとってちょっと特別で、なぜならずっと、「27歳になったらむしろ若く見られるよ」と言われ続けてきたからである。 背が高いせいか、顔立ちもときに可愛げがないと言われるほどしっかりと…

Like a Circus

圧倒的にのんびりしている。 土曜日は4時前までだらだらと遊び、結局、日曜日もお昼前まで爆睡。お昼まで眠るのなんて1ヵ月ぶりで、心行くまで冷房の効いた部屋で惰眠をむさぼった。本も読めないほどのだらけ具合。 時計が12時になるのを眺めながら、ようや…

たしかに、愛はある

この日記では休日のことばかり書いていて、お休みというのはわたしがこの世でいちばん好きなものなので、できれば日記くらいは好きなもので埋め尽くしたいと思っている。 とはいえ、楽しいことがあったのが平日だからと言って書き留めないのは不公平なので、…

真夏は168cmの世界

暑くなると、わたしは少し、背が低くなる。 冬は凍えそうになりながら、かつかつとハイヒールで道路を蹴って歩くのが好きだけれど、夏は断然ぺたんこである。何もがんばらず、できればぺたぺたと歩きたい。 オフの日にはできる限りストッキングというものを…

夏と少女と扇風機

ほとんど休みなしのままこの1ヵ月間を駆け抜けて、振り返ってみると楽しかった思い出は平日優勢で、土日信仰を持つわたしとしては、少し悲しい。 8月も半ばになって、ようやく8月に入ってはじめて、のんびりとした土日を家で迎えていて、嬉しさのあまり、…