No Title
いろいろハプニングはあったりしたけれど、いつも通りの土曜日の夕方に収束しつつある。
金曜日は早めに上がって、外でごはんを食べて、家に帰った。そんなにハードな1週間ではなかったのに、帰ったら日付が変わるくらいにすとんと眠ってしまって。
夜中に何度か起きていた体調の悪そうな恋人に冷えぴたを貼って、わたしは洗濯ものを片付けたり、換気をしたり。
ベッドのヘッドボードに飾っていた淡いブルーの花がすっかり枯れてしまっているのに気付いて、1週間が経ったんだな、と思う。
それにしても、1か月前と違って、あっという間に花が枯れてしまうようになった。
もう夏なんだなぁ。そういえば、先日仕事中にWebを見ていたら、「今日は夏至です」と書いてあってびっくりしたっけ。
眠ったり、起きたりを繰り返しながら、土曜日が過ぎていく。
お昼は、昨日から無性に食べたかったたまごサンド。晩ごはんはもうこんな時間だけれどどうしようかなあ、と思いる。
おそうめん、というリクエストはもらっているのだけれども。
昨日のお昼からなんだかぼんやりとしている。小さい頃、TVの中で訃報が流れるたびに、父や母が「同い年くらいなのに」と嘆いていたときの気持ちが、ようやくわかった気がする。
それにしても、まだぜんぜん、そんなのわかりたくなかった。
同じく命にかかわる病を、あの報道の後に宣告されていた身近な人間を、結局、彼女より先に見送ったものの一人として、ほんとうに寂しく辛いニュースだった。
どうか、今はただ安らかでありますように。ご冥福をお祈りいたします。