Holiday Season Begins
さて。日曜日。
今年もスターバックスに「ジンジャーブレッド・ラテ」が出始めていて、一年をなんとか乗り切れそうな希望が灯った11月も後半に差し掛かった休日。
シックなデザインの方がいつもは好みだけれど、ホリデーカップは別。今年のものも、がちゃっとしていて、とてもかわいい。
満員電車が舞台のミステリィなので、平日にはなかなか読む気になれない『キラレ×キラレ』をめくりながら、のんびりコーヒータイム。
Xシリーズもこれを読んでしまったら、文庫になっているのは残り1冊だけかー。読み出すとあっという間。それにしても、ほんとうにこのシリーズは装丁がレトロでかわいい。
ところで。
土曜日にもうすうす感じていたことではあるのだけれど、どうやら今週末はものすごく寒いみたいだ。目が覚めた瞬間にそれがわかり、9時にばちっと覚醒したのだけれどベッドはしばらく出ないことに決める。
こんなに寒い朝に、しぶしぶ起きたりしなくていいのが、予定のない日曜日のいいところ。
ベッドの中で読みさしの『θは遊んでくれたね』を読んだり*1、電子書籍で雑誌を眺めていたりしたら、そのまままどろんでしまって、起きたらお昼前。カーテンの隙間から漏れている光があまりに明るくてあたたかげなので、観念して起きることに。
片付いていない家でごろごろするのは、70%の満足感で終わる気がして、朝ごはんを食べたら、こつこつと片付けを始める。
まず洗濯物を回す。その間に寝室を片付けて、乾いていた洗濯物をしまって、書斎の本以外のところをまず片付けて、その後、きれいになった書斎で増えた文庫を作家さんごとに整理して、洗濯物ができあがったので干して。
その間に恋人が、キッチン以外の水回りを大掃除なみにきれいにしてくれたので、2時間ほどで、家は信じられないほどぴかぴかになった。
きれいになった家がうれしくて、せっかくなので、去年買ったクリスマスリースも玄関に出す。
去年、那須に旅行にいったときに見つけたもので、松ぼっくりがメインのシックな色味が気に入って、これに決めた。
一年中クリスマスをやっているお店で、リースだけでも迷うほどたくさんあった。
緑ではない色がメインであること、シーズン以外にしまっておくのに邪魔でない小さめのサイズであること、を基準に探したのだけれど、そうであっても迷ってしまうくらいどれもかわいかった。
子どものときには、母と妹と、父まで総動員してのクリスマスツリーの設置が、我が家で公式にホリデーシーズンが始まる合図だったけれど、東京のこの家では、このリースがその合図になりつつある。
なので、もう飲んでもいいだろうということで、スターバックスも「ジンジャーブレッド・ラテ」を解禁。
先日、先にもうひとつのラテの方は飲んでしまったのだけれど、やっぱりこれを飲むと、「一年が終わるなあ」と思う。
今年も、まあいろいろあったとはいえ、よく生き抜いたなぁ。後もう少し、隙きを見てはたのしいことをして駆け抜けたい。
早めに晩ごはんを食べて、久しぶりにコーヒーでも紅茶でもなくあたたかい緑茶を淹れて、お饅頭をかじりながらのんびりしている。BGMはクリスマスメドレー。このちょっとちぐはぐな感じが家らしくて心地良い。
それにしても、あまりに寒すぎて、「(掃除がめんどうになってもいいから)ラグを買おう」「いっそ一足とびにこたつを……」という議論まで出てきた週末。
そういえば、この冬はまだ電気ヒーターを出していないんだよなぁ。あれに手を出してもいいのだけれど、電気代のことを考えるとちょっとやせがまんをしてしまう。とりあえずラグかな。
*1:これでGシリーズも半分読了したことに。