ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

Something New

「そろそろ新調したいと思っていたキッチンまわりのもの」シリーズ。

前の家で数年使っていたまな板がずいぶんとくたびれていたので、今年最初に新調したのはそれだった。

もともと使っていたのは、Afternoon Teaの木製のもの。いっしょに買ったカッティングボード立てにもばっちりはまって気に入っていたのだけれど、使った後、水につけっぱなしにしたせいで、傷んでしまって。

でも、使い心地もデザインもすっかり木に慣れてしまったので、新しいものも木製に。

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以前のものより厚みは少し薄く、大きさは少し大きい。ハート型にくり抜かれた持ち手がワンポイントになっているだけで、デザインはとてもシンプル。

天地左右すべて数cm広がっただけなのに、白菜やキャベツなどの葉野菜を切るのがとっても楽になった。お鍋の季節に間に合ってよかったなぁ、と白菜を切る度にしみじみ思う。

前のものより色が濃いので、トマトを切っても気にならないのもうれしい。

引っ越してキッチンが広くなったときにも思ったけど、料理をする場所の広さというのは自炊をする上では結構大切だなぁ。わたしは快適か快適ではないかで、自炊のモチベーションがぜんぜん変わってくるみたい。

大学生のときは、清潔さ第一でガラス製のまな板を使っていた。でも、音があんまり心地よくなくて。とんとんという音の気持ちよさは、やっぱり木製のものに分があると思う。

あの規則正しい音がすると、お昼ごはんを作っていても、晩ごはんの仕込みを自分でしていても、朝ごはんを誰かに作ってもらっているのを聞いているようで、ふわりと心がやわらかく解ける。

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全体像はこんな感じ。

まな板スタンドにはきっちり入ったので、スタンドはそのままで。立てかけておいてもぎりぎり圧のないサイズなのも、個人的には好きなところ。

ひとつ新しいものを手に入れると、すぐに同じようなものを揃えたくなるのが悪い癖なのだけれど、「2個なら10%OFFだという謳い文句に負けずに帰ってきたのに、今更定価で買うのも……」と思ってとりあえず我慢。

白菜が快適に切れる以上、これより大きなものは必要ないので、買うならコンパクトなものかなと夢想だけしている。

ちなみに、昨日買ったSTAUBも14cmのコンパクトなサイズ。

これまで使っていたFrancFrancのキャセロール鍋は16cm弱だったので、一回り小さいだけのはずなのに、それよりも小さく見える。ころんとしていてほんとうにかわいい。

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これでお米まで1〜1.5合なら炊けるなんて、なんだか嘘みたいなコンパクトさ。

いろいろネットで見ていて、グレー・ブルーのものがすてきだなぁと思っていたのに見つからず、いざ自分の手元に届いたものをフィルターをかけて写真を撮って、納得した。

ピンクっぽいフィルターをかけると、グレーのSTAUBが青みがかって撮れるのね。実物はもっとしっかり濃い色のグレーで、それはそれでシックで素敵。

次の週末にしっかりシーズニングをして、使い始めるつもり。

 

 

Me Time and more...

My Little Boxが届いたので、ベッドのヘッドボードを模様替え。

1月のBOXはあんまり箱のデザインが好きじゃなく、結局、季節外れのクリスマスBOXを引き続き飾っていたのだけれど(2017年のはホワイト×ゴールドだったので、あんまり気にならず)、2月のものは淡いトーンで好みだったので、届いてすぐにチェンジ。

チョコレートの包み紙もかわいくて、そのまま飾ってみた。

https://www.instagram.com/p/BfCzW8FA6Ef/

一番左の冊子は、ポストカードがなくなり、ぺらっと2つ折りになっただけのもの。

わたしはもともと入っていたときから、そんなに冊子はたのしみにしていなかったので、いいのだけれど、飾るのにはちょっと軽くて不向きかも。

ためている昔の冊子を飾ろうかなぁと思いながらも、デザインがかわいくて、とりあえず飾ってみている。

ちなみに、2か月連続でKanakoさんのイラストが入っていないBOXだけど、これからはそうなるのかな……?

いつのまにか冊子がなくなり、ポストカードを兼ねるようなものになったように。

真ん中に飾っているのは、村上春樹さんの短編集。左上に見切れているのもそう。年中読んでいるわけではないのだけれど、寒い季節に、枕元のスタンドライトで読みたくなって、冬に入ってから置きっぱなしの2冊。

本をすぐ積み重ねる癖があるので、今週末は意識的に読んではしまいを繰り返したけれど、この2冊だけは出したままでもいいかな。

ちなみに、ISETAN MIRRORのショッパーは、イエローのペーパーブックとの色合いがかわいくて捨てられずにいたもの。今回、ヘッドボードを整理するついでにようやく処分した。

ショッパーも箱も缶も、どんどんたまっていくので一定期間使わなかったら、ちゃんと断捨離しよう、と。

ようやくその思い切りの良さが身についてきた。

https://www.instagram.com/p/BfCzefggicn/

今回のBOXは、中の雑貨の箱やパッケージも、ぜんぶデザインが統一されていて、いちいち好みだったけれど、真ん中2つは、中身を出してすぐに箱は処分した。

いちばん左のフェイスウォッシュは、すっきりとしたクリアブルーと香りで、ちょっと夏っぽいけれさわやかで、たしかにBOXでのおすすめ通り、朝使ったら気持ちいい一日のスタートを切れそう。

これもさすがに数年単位でこのBOXを取り続けていて、後生大事にしまっていても使いタイミングを逃すだけだとわかってきたので、最近はコスメも雑貨も届いたらすぐにおろすことにしている。

今年はためるよりも使う方が合っているみたいで、それは他のこともそう。TVも休日まとめてではなく、平日にも、前日やその日に撮れたものをさくっと観ては録画を消している。

当たり前だけれど、面白い作品の場合は一週間が楽しみになるし、急に長時間録画したいものが出てきたときにも焦らないでいいし、いいことづくめ。

ドラマやアニメも、HuluやAmazonプライムで見逃し配信しているものは、録画をやめたりと今年は世間から数年遅れの断捨離の年になりそう。

それにしても、『リピート』のぱるるが怖すぎる。 流し見ているだけで怖い。今季のドラマはどれも面白いなぁ。

 

あの子は貴族?

三連休最後の一日。

9:45くらいに起きると、恋人はもう起きていた。綺麗に晴れていて、ここ数日の晴れ方はもはや春のそれみたい。

昨日、ゆめぴりかを食べきってしまったので、新しいお米を開けて朝ごはん。さらさらと鮭茶漬け。残りのごはんは小さめのおにぎりにして、お昼ごはんに。フランクフルトといっしょに明るい部屋の中で食べると、なんだかピクニックみたいだった。

夜までお風呂に入らなくていいや、と思っていたけれど、なんだかパッとしなくて3時過ぎに熱いシャワーを浴びる。

ちょうど三連休の最初の日に届いた2月のMy Little Boxが、バスグッズ&ケアグッスだったので、それを使って。

https://www.instagram.com/p/BfCzZy8A6tG/

いろいろオイルは使ったけれど、やっぱり使うと「いちばん好きかも……!」となるモロッカンオイル。甘い香りを裏切るようなラベルの色もアンティークボトル本体の色も好きだし、なにより香りが好き。

ヘアケアをオイルにするようになってから、肌が荒れにくくなったなぁ、と思う。肌にも使えるオイルを使っているときは、ほんとうにストレスレス。

クリームやらワックスやらは、わたしの場合、ほっぺたとあご周りに長時間あたっていると「これは危ないぞ……!」という危機感を、リアルタイムで感じるくらいだったので。

土曜日には、同じMy Little Boxに入っていたクナイプのバスソルトを使って、半身浴も。

https://www.instagram.com/p/BfCzbSYgd_C/

使い切りサイズが4種類届いて、グレープフルーツ&ブラッドオレンジを使ったら、お湯の色味が完全にブラッドオレンジ寄りの陽気なもので、ちょっとびっくりした。

お風呂を上がってからも、バスルームから廊下までがずっといい匂いで、リビングから廊下に出る度にしあわせ。

今年は少しライフスタイルが変わりそうなので、こうやってちゃんとお風呂に入る日を、休日以外にも作れるといいなぁ。もっともうっかり湯あたりすると、それはそれでぐったりしてしまうので、たぶん毎日は入れない。

根っからのシャワー派だけれど、気持ちだけでも、今年は湯船派になろう。

お風呂を上がって、のんびりした日差しの中で、単行本で買って積読になっていた『あの子は貴族』をようやく読了。

https://www.instagram.com/p/BfCzRfAg9VM/

わたしは地方組なので、異文化体験的に第一章を読みつつ、でもたしかにこういうのってあるよなーと東京で大学に行き、東京で働いている身としては思ったり。

同じようなあるある話の『ハピネス』もそろそろ重い腰を上げて、読もうかなぁ。

こういう「あるある」で、身近にはあるはずなのだけれど、いい具合に自分にとってはフィクションなお話は、脳内キャスティングをしながら読むのが楽しい。この本のヒロイン2人は誰だろうなぁ。

 

ことことと

本を読んで、映画を2本観て、その合間に、今年はじめてお鍋でない自炊らしい自炊をした。

昨日は塩ちゃんこ鍋をしようとして、間違って味噌ちゃんこのスープを買ってしまうくらいぼけぼけしていたのだけれど、今日はわりとはしはしと頭が働いたので、この後2日分の晩ごはんの仕込みをしてしまうことに。

https://www.instagram.com/p/BfDQHLcgy6L/

土曜日のお鍋の残りの鶏肉をたまねぎの薄切りと合わせ、ニンニクと塩コショウにお醤油をひとたらしし、ローズマリーを載せて、オリーブオイルにつけておいたものを、小さなお鍋でさっと焼く。

後は、きのことパプリカとブロッコリーを入れ炒め、ざく切りにしたトマトを崩しながらコンソメと塩コショウを追加して、ことこと煮込むだけ。

順番は逆だけれど、これは明日の晩ごはん。

水分は一切入れず、トマトだけで煮込んだのだけれど、しばらくすると、びっくりするくらいたっぷりしたスープができあがった。下手に水を入れなくてよかったなぁ。チキンのトマト煮を作るつもりだったので、明日もう少し煮詰める予定。

映画の1本目は、今調べたら映画ではなかったらしい。『すいか』を完走したので、その流れで『山のトムさん』を。

飯島奈美さんのお料理が相変わらず魅力的で、ことことチキンを煮込みながら流すには最適な1本だった。筋という筋があるわけでもないので、根を詰めて観なくてもいいし。オムライスとお弁当が特においしそうだった。

ああいう薄い卵でしっかり巻くオムライス、小さい頃、母が作ってくれたなぁ。

 

映画のエンドロールを観ながら、爪を切る。晩ごはんはハンバーグを作るつもりなのだ。

外で食べるハンバーガーでなんとなく欲がまぶされているけれど、家で焼くハンバーグも好物のひとつでしばらくやってないな、と。久しぶりのハンバーグ。

まず、たまねぎのみじん切りがめんどうだし、焦げないようにそれを炒めるのも手間だし、炒めたたまねぎを冷ますための時間も必要だし、さっと焼いてさっと食べるというわけにはいかない。

タネを作ったはいいものの、それをきちんと崩れないようにまとめるのも手間がいるしで、平日にはぜったいに作らないメニューのひとつ。作ると毎回、意外とかんたんにできるな、と思う。

タネ自体にしっかりと下味をつけた上で、ローズマリーを載っけて焼き、バター醤油でソテーとした野菜を添えたけれど、思いつきでつけた紅葉おろしのポン酢ソースがあっさりとおいしくて、あらかたそれで食べた。

最近、大根おろしよりも、紅葉おろしの方が好き。

 

晩ごはんを食べた後は、2本めの映画。

最近は普通になりつつある(?)ドラマの最終回を映画でやったものなのだけれど、これが期待せずに観始めたら、びっくりするくらいしっかりと面白かった。

これをちゃんとTVの最終回でやっていたら、このドラマの評価も満足度もぜんぜん違っただろう、という出来。ちなみに、キャラクターの関係性ありきの映画なので、ドラマを観ていないと50%くらいしか面白くないと思う。

クライマックスの窪田くん演じる黒崎が屋根から出てくるシーンなんて、アクションシーンとしては出色の出来だし、びしっとみんなが決めるところも、騙し合いのテンポ感も最高。

ずいぶん前にドラマを観たっきりだったのだけれど、もう一回最初から観直したくなった。ドラマを観ている人には、すべてがぐっと来るいい最終回。でも、最終回であって最初に映画館で観るものではないんだよなぁ……。面白いだけに、もったいない。

 

さてさて。映画を見終わっても、まだ少し日曜日が余っているので、『トリック』の最後の映画を流しながら、これから何をしようかと考えている。

今日はぽかぽかとした日差しをたっぷり室内で浴びながら、一歩も家から出なかった。明日は何をしよう。

https://www.instagram.com/p/BfDQDPJADYd/

作っておかないと、なんとなく午後早めからそわそわしてしまう晩ごはんも、もうできているし、ほんとうにフリーな振替休日。

そういえば、このお鍋のふたが数週間前に壊れた。そして、それをどうしようかなぁと思っているうちに、色違いの白いお鍋を昨日かけさせてしまった。もう3年前(?)の冬から使っているものなのに、ずっときれいなままだったから、ちょっと悲しい。

とってもリーズナブルな値段にもかかわらず、見た目もカワイイし、すぐに焦げずに火が通るので重宝していたのだけれど。

白いふたと赤い本体がそれぞれ無傷で残っているので、しばらくはその組み合わせで使おうと思う。

かけてしまった白い本体は、残念だけどもう使えないかなぁ……というわけで、ここ数年和洋中なんでもこのお鍋で作っていた便利さを、いっそ更に更新すべく、妹が使っていてずっと気になっていたSTAUBをポチってしまった。届くのが楽しみ!

気に入った調理器具や食器で、うっかり割ってしまいその後買い足してないものといえば、そろそろお茶碗も買い足したいのだけれど、こちらはまだ反射的に欲しいと思うものに出会っていないので、もう少し探し続けよう。

オレンジジュースやミルクを注ぐ背の高いグラスも、シャンパングラスも1つずつ割って、それっきりだなぁ。同じものを買い足すかどうか、こちらもまだ少し迷っている。

 

単純に完璧なプリン・ア・ラ・モード

日曜日。

いろいろと乗り越えた後の、穏やかな三連休。ぜったいにもう無理だ! と1月半ばから2月頭にかけて何度も思ったけれど、なんやかんや無事に収まるべきところにすべてが収まった。

ほんとに最後の数週間は、この三連休をずっと待っていた。

https://www.instagram.com/p/BfAtsUbAGOi/

土曜日は夢のように過ぎて、ほとんど明け方まで起きていたので、今朝はぎりぎり10時台に目を覚まし、朝ごはん。

分厚いチーズトーストと、いつものスクランブルエッグにカリカリのベーコン、そしてお鍋の残りの舞茸を塩コショウでソテーしたもの。

オリンピックを流しながら、のんびりとした日曜日。今日はフィギュアスケート団体戦

次はコストナーの出番。カロリーナが自分より歳上なことにおどろく。同い年だと思っていた。

4年に一度の冬の祭典で、熱を入れて応援する選手がいなくなった今、ずっと観ていた人たちが、まだ現役で、しかもトップレベルで戦っているのがいちばんうれしい。カロリーなも色々あったもんなぁ。

いい意味でそれを感じさせない、はじめて観たときと同じ、穏やかな絵画のような空気が健在なところもうれしい。

宮原さんの演技もぜんぜん心配せずに観終わって、ほっと一息。

 

午前中になんとかごはんをきちんと食べて、家事を済ませると、帳尻があった気持ちになる。さっきまで一日が半分終わってしまう……と焦っていたのが嘘のよう。

昨日届いたMy Little Boxのクナイプを使ってお風呂をためたので、その残り湯で黒やネイビーの洗濯物だけ先に済ませる。その間に昨晩のお鍋の洗い物と、今朝の朝ごはんの片付けをして、ダイニングとリビングのテーブルを片付けた。

残り湯を使うのってめんどくさいし、新しい水で洗う方がいいなとも思うのだけれど、なんだかとっても家事をしているという達成感がある。

キッチン・リビングでできる家事のお供は、去年の夏は珍しく見ずじまいだった、大好きなドラマ『すいか』。

すいか DVD-BOX (4枚組)

すいか DVD-BOX (4枚組)

 

もうそろそろHuluを解約しようかなと思っていたのに、ナイスタイミングでこれが追加されてしまい、契約を延長することに。

平日には『コートダジュールN°10』も観た。毎日一話ずつ観ていたのだけれど、エンディングが流れるたびに恋人にぎょっとされて面白い。たしかに静かなドラマの最後に突然流れるので、インパクトがあるし、残るんだよなぁ。

イヤフォンをつけてせっせと作業をしているのに、なぜかエンディングのときに高確率でイヤフォンを外している恋人。

 

ドラマに出てくる衣装や、ごはんを見ていたら、なんだかレトロなおやつが食べたくなって、テイクアウトできるプリン・ア・ラ・モードを買いにちょっと遠出。

https://www.instagram.com/p/BfAtlWjgYfL/

プリン・ア・ラ・モード自体もとってもかわいいのだけれど、添えられていた包み紙が更にレトロさに拍車をかけていて。問答無用にときめく。

母のエプロンやランチョンマットのような、こういうテイストの花柄は自分の持ち物には採用しないけれど、ふいに出会うと、あまりのかわいさに反射的にきゅんとしてしまう。

紙には、ウエハースが包まれていた。

他にもいくつかおやつを買っていたのだけれど、目ざとく袋を見つけた恋人とふたりで、プリン・ア・ラ・モードをはんぶんこしたら、すっかり満たされてしまった。

https://www.instagram.com/p/BfAt01UgNqo/

真ん中に固めのしっかりしたプリンが鎮座し、その下にはたっぷりと清潔な生クリームがしかれ、苺やカスタードがささやかに挟み込まれている。

ちょんっと載ったシロップ漬けのチェリーも、缶詰の甘さのみかんもパインも、なにもかもがレトロでかわいい。プリン・ア・ラ・モードが食べたいというとき、まさしくこれを思い浮かべるという端正さ。

昔食べた記憶の中のいわゆるプリン・ア・ラ・モードは、同じビジュアルでもっと甘かった気がするけれど、現代風にあっさりとした甘さなのもうれしい。

プリンの上に銀河のように散らされた銀色のアラザンまで、すべてが完璧。

 

お昼を過ぎて急に時間の流れがとろとろと曖昧になってきたので、今日のおやつの時間はまだしばらくやってきそうにない。

昨日、数年ぶりに本棚から取り出した本はもう読んでしまったし。もう少しオリンピックを見続けようかなぁ。

https://www.instagram.com/p/BfAxCm7gJFB/

本は、ウエハースにまつわるタイトルで、自分ではぜんぜん気づかなかったので指摘されたときには心底驚き、なるほど、と奇妙に深い納得があった。

選ぶということは単なる気まぐれだと思っているのに、こうしてわかりやすい理由がつくと、なんだかちょっと笑ってしまう。たぶん、単純さは幸福に直結しているからだ。わたしは単純な人生が好きだし、自分が単純だと思える瞬間はとても心楽しい。

 

お題「今日のおやつ」

勝手にふるえてろ

今年は映画を観る年にしよう、と思ったのに1月観たのはたった1本。うかうかしていたら、2月がやってきた。

スタートダッシュだけは早く、三が日が明けてそうそう観に行ったのに、その後がまったく続かなかった。うーん、継続は力なり。でも継続するには、そもそも力がいる。

というわけで、今年最初の映画はものすごく観るのがたいへんだった『勝手にふるえてろ*1

https://www.instagram.com/p/BdkCfqtAvU2/

何がたいへんって、やっている映画館が少ない上に、ともかく混んでいて。今は公開からだいぶ経ったのでどうかわからないけれど、公開当初はぜんぜん席が取れなかった。

当日ふらりと映画館に行ったのではぜんぜん見れなさそうで、久しぶりにきちんと事前にネットで予約をしていった。それですら、当日の予約だともう後ろの方の席でびっくり。

気になる人が出てたわけでもなく、事前にいい評判を聞いていたわけでもなく。

原作小説がずっと気になっていたけれどやまないまま来てしまったので、なんとなく気になって調べ、あまりに席が取れないので本格的に観たくなってしまったという、なかなか新年1作目の動機としては鑑賞動機が弱かったのだけれど、これがもう!

これがもう、2018年の個人的ベストムービーTOP5にずっと残り続けそうないい映画だった。

https://www.instagram.com/p/BdkChNZg_jq/

ヨシカが大好きなアンモナイトの展示がされているシュールさもすてき。

世界観がともかく徹底していて、好きな人はパネルからエンドロールまで全部どこがいいとかじゃなく、まるごと好きなタイプの映画だと思う。

わたしはどちらかというとミーハーなので、演者で作品を観るタイプなのに、ひとりも特にご贔屓さんがいない映画を、こんなに楽しく観たのは久しぶりだった。あんまり役者さん自体のキャラを知らないこそよかったのかなぁ。

全員びっくりするくらい、それぞれの役にぴったりで、ほんとうにこういう人いそうと思える。題材が日常と地続きなので、熱演をするのが難しいタイプの作品なのに、そこがほんとうにすごい。

https://www.instagram.com/p/BdkCi_uAt5h/

映画を観る前はイチの写真だけ撮っていたのに、映画が終わったときには二の写真を撮って帰った。

いろいろ好きなシーンはあったけれど、最初の方で、ヨシカと来留美が冒頭する女子高生みたいなテンション(でも確実にOL)の会話のリアリティとテンポ感がとても好き。これはいい映画だな、とそこで安心したくらい。

でも、観てみて、公開館数が少ない理由もよくわかった。

わたしはとっても好きだし、ぜったいに人に勧めるタイプの映画だけれど、大きなスクリーンでたくさんの人と見たい娯楽映画ではけっしてないものなぁ。

ただ、確実にエンターテイメントではある。それも上質の。それがふしぎなバランスで、とても心地よかった。

そして、これまでは失礼ながら、どちらかというとあまり興味がない女優さんだったのだけれど、もう完全に松岡茉優さんの虜です。すごかった。かわいかった。圧倒的にヨシカだった。

結局、映画を観てから原作を読んだのだけれど、松岡茉優版ヨシカとして、かわいいなぁかわいいなぁと思いながらするする読んだくらい。あのちょっとウザい主人公をあれだけ魅力的に見せるってすごい。

勝手にふるえてろ (文春文庫)

勝手にふるえてろ (文春文庫)

 

横顔のラインがとってもきれいで、衣装もちょっとふしぎなんだけど(なんとなく『LIAR GAME』の直ちゃんの衣装を思い出した)似合ってかわいくて。

映画を観ている間、ほんとならヨシカの目線で観るべき映画なのかもしれないけれど、ただただヨシカを愛でる117分だった。ダメだけど、松岡茉優さんのヨシカは、ダメだからこそかわいい。愛せる。

 

2018年2本目の映画は、これと比べないわかりやすい娯楽映画がいいなぁ。せっかくの2本目でがっかりしたくない。

 

お題「最近見た映画」

それはたとえばサンライズでもなく

そして、また日曜日。2月最初の週末が終わっていく。

朝ごはんは、薄く切った小ぶりのトーストとスクランブルエッグ。わたし用にかりっと焼かれたベーコン3枚と、薔薇のジャムをたらしたヨーグルト。それから珍しく飲み物はミルク。

10時半くらいには食べたのだけれど、ちっともおなかが空かず、お昼は昨日の晩ごはんで食べきれなかったケンタッキーを温め直したり、すごく久しぶりにメロンパンを食べたり。

https://www.instagram.com/p/BewljMrgofa/

一時期、数字を扱う仕事をしながら食べるのはメロンパンと決めていたのだけれど、あの大きさをもそもそと食べ続けるのはけっこう覚悟が必要で、自然とまた食べなくなった。

チョコチップ入りを試したり、中にクリームが入ったにしてみたり、色々とやってはみたもののもの、するっと熱は過ぎ去った。

 

もっとも、そもそもメロンパンデビュー自体が遅い。

そのそも、子どものころはメロンパンではなく、サンライズで育った。全国チェーンのお店ではない地元のちいさなパン屋さんでは、同じものがその名前で売られていたから。

小学校低学年まで通っていたスイミングスクールの下に、ちいさなパン屋さんが入っていて、レッスンの帰りにはひとつ好きなパンを買ってもらえた。

わたしが選ぶのは、たいていスイートブールのような生地の細長いパンが縦に半分に切られ、そこに生クリームがしぼられた甘いパンで、妹が選ぶのがたいていサンライズだった。

クリームもチョコレートもついてないのに、なんでそんなシンプルなパンを選ぶのだろう、といつも思っていたなぁ。どちらかというと、妹のほうが子どもらしい子どもだったのに、その実、わたしの方が余分なものに目がない子どもだった。

でも、わたしたちは(今思えば)仲のいい姉妹だったので、必ず一口ずつ交換してそのレッスン後のごほうびを頬張った。その度に、「一口食べる分にはおいしいな」と思った。

パン屋さんの隅には、ミルクやら紙パックのジュースやらが冷えているスペースもあって、そこでいちご牛乳やオレンジジュースを買ってもらっていっしょに食べた。

母は紙パックに入った○○牛乳がとにかく好きで、自分の分のパンを買わないときでも、必ずその飲み物スペースには立ち寄っていたことを思い出す。

あのころの思い出のせいか、結局、自分ではほとんど食べずに育ったのに、メロンパンというと子どものころのことを思い出す。だから、この本の表紙がメロンパンなことにもすんなり納得した。

いとしいたべもの (文春文庫)

いとしいたべもの (文春文庫)

 

メロンパンには、ちょうどいい郷愁があると思う。うちの地元は、メロンパンじゃなかったけれど。

 

さて。というわけで、天気のいい日曜日の昼下がりに久しぶりに食べたメロンパン。見た目は正統派。なんだか正しくメロンパンナちゃんのフォルム。

でも、食感は正統派とは一線を画したもの。生地がともかくもちっとみずみずしくて、みっしりしているけれど、粉好きなら最後までしみじみ好きだなぁと食べ切れるおいしさ。

メロンパンは上のカリッとしたクッキー部分だけでいいと思っていたのは、下がどうしてもぱさっとするからだったんだなぁ。

これなら子どものときにも選んだかもしれない、と思いながら華やかな香りの紅茶といっしょに完食した。