数日早い今年のみかん
月曜日。この冬初めての、みかんを食べた。
去年は結局、年末に帰省するまで食べなかったので、数日分だけ進歩したことになる。10分だけ倒れるように寝たら、思いの外、回復して月曜日から日記を書いている。
冬になればみかんを食べるのが当たり前だと思って18年間を過ごしたのに、こんなにぱきっと食べなくなるもんなんだなあ、と思う。
実家を出ると途端になくなった習慣というのは、ほかにもたくさんあって、たまにぶわああああっと思い出して、とても不思議な気持ちになる。
ここ数年、わたしにとって、みかんとは実家の象徴であり、年末の特番を思い出す食べ物である。
お酒が飲めるようになってからは、買って帰るのは重いみかんのお酒を飲むのも、帰省の楽しみの一つ。
毎回飲むのは、"i-sole"という地元のブランドのもの。*1最近、パッケージがかわいいものも、またいろいろ出てきているようなので、今年の年末の帰省でチェックするつもり。
後8回、会社に行けば、今年の仕事はすべておしまい。はー、今年は早かった。でも、3月なんて10年前みたいである。今年の前半は、恋人とえいやっとよく旅行に行った。がんばったがんばった。
もうちょっとだけがんばれば、お休みである。月曜日からそんなことを考えていていいのかな、と思うものの、わたしの平日は休日へのカウントダウンでしかない。
まだもう少しあるけれど、ベッドに座って食べたみかんは年の瀬の味がした。