ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

スクランブルエッグがあればいい

日曜日。土曜日をたっぷり遊び足りた気持ちで納めて、9時という遅くも早くもないちょうどいい時間に起きる。

ものすごくおなかが空いていたので、おにぎりだけ買いに行って、スクランブルエッグとボイルしたソーセージで和洋折衷の朝ごはん。

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わたしはパリッと焦げ目がつくくらい焼く食べ方のソーセージの方が好きなのだけれど、粒入りのマスタードがあれば別。レモンの味がしてさわやかで、とってもおいしかった。

写真は、まったく同じメニューで先週の日曜日に食べたときの。

スクランブルエッグは、このときがいちばんおいしくできた、と思っていたのだけれど、今日の方がもっと上手にできた。

卵液にマヨネーズを合わせること、フライパンにはためらわずにバターを落とすこと、最初少しだけ強火で火を入れ、まだとろっとろの段階で早めに火を切り、あらかた予熱で調理することでだいたいスクランブルエッグはおいしくなる。

マヨネーズとバターの量にためらわないことが、たぶん大切。

たまご料理はなんでも好きだし、目玉焼きも卵焼きもオムレツも、昼や夜なら大好物だけれど、朝ごはんだけはだんぜんスクランブルエッグ派だ。

逆に、スクランブルエッグさえあれば、ほかのメニューはなんでもいい。

ぼそぼそのは論外だけれど、ふわっとろっとしたスクランブルエッグさえあれば、それだけでいい朝になる。

恋人はたらこのおにぎりといっしょにほおばって、「こうするとたらこオムライスの味がする」と喜んでいた。

わたしは鮭とツナマヨの小ぶりのおにぎりをふたつも食べて、たいへん満足した。

 

このお皿は、unicoのLIENAというシリーズのもので、以前買った230mmのパスタプレート*1がとっても使い勝手がよく、仕事終わりに恋人と待ち合わせをしている間に、誘惑に負けて180mmも買ってしまった。

パスタプレートは2つともブルーなので、気分を変えてこちらはピンクで。

もう1枚を同じピンクにするか、それともグリーンにするか選べなくて、とりあえず1枚だけ買って帰ってきた。

もともとは秋のはじめの寒い日で、今日はシチューを作るという話になったので、同じシリーズのボウルを買いにいったので、急ぎではなかったわけである。

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こうして並べてみると、ブルーの方はトーストが2枚のるサイズなので、だいぶ大きいなー。

そういえば、その日は結局、シチューはしなかった。なんだかものすごくおなかが空いてしまって、駅前の定食屋さんで食べて帰った気がする。

 

というわけで、朝ごはん。

すべてできあいのもので済ませてしまってもいいし、ねぼけた顔のまま外にブランチを食べに行くのもいいのだけど、休日の朝に作る朝ごはんは単純に作っている時間自体が、ふわふわと幸福だ。

かんたんなものでいいから、なにか作るということで、食べる前から満たされる。

お湯を沸かしたり、フライパンでバターを温めたり、前日の夜に買っておいたパンをオーブンで温め直したり。マスタードを便からすくったり、ヨーグルトの上に蜂蜜をたらしたり。

そういうことをしているうちに、だんだんと休日の実感が、血管に満ち満ちていく。

ごはんを食べたという以上に元気になって、朝なのに踊り出せそうなくらいはつらつとした気分になる。(学生のときからずっと朝はただひたすらに眠い、というのが通常なので……)

コーヒーを淹れようかなと思うのも、日が高いうちに洗濯物を回そうかなと思うのも、だいたい朝食の片付けをしているときだ。

今日は何をする? という一日の予定を組み立て合うのも、今日は家にいると決めて、それぞれの作業中の手元にあるべき飲み物を淹れるのも、朝食の片付けをしている間が多い。

いいものだとわかっているのに、平日の朝には後30分が惜しくてできない朝の楽しみ。来週こそは、と思っているうちにまた月曜日がやってくる。

どうだろうな…たぶん、できないな。笑

 

お題「朝ごはん」