ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

君は秋の日の夕暮れみたいだ

ものすごく久しぶりに、天気のいい休日。

さてさて。ばたばたしている間に、11月になってしまった。今年の夏から秋の怒涛感ときたら。ちょこちょこ遊びもしたはずだけれど、どうしたものか、働いていた記憶しかない。

元気をチャージするべく、なんだか妙に赤に手が出た秋。

去年買ってあまり履かなかった赤いスカートや、去年セールでかけこみでかった真っ赤な大判のストールやらだけではんく、小物や飲み物もすべからく赤の気分。

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ファミマで売っているこのシリーズは、日中は特に惹かれないのに、くたくたの深夜に寄るとついつい買ってしまう。なんというか、「ビタミンが必要だ」という差し迫った気持ちになって。

今年の夏、イエローばかり気になっていたのが嘘みたいだ。

 

さて。そんなこんなで、久しぶりの晴れた休日。家でじっとしているのがもったいなくて、朝ごはんに、と買って帰っていたおにぎりをお昼に回して、甘い朝ごはんを食べに出かけた。

数年ぶりに腕を通したモッズコートの軽さと暖かさに感嘆していたのに、ここ最近の寒さが嘘のように表は暖かくて、少し歩いたらコートはいらないくらいだった。

銀行に寄ったり、ヒールが削れてしまった靴を直してもらったり、のんびりしたいい祝日。

家に帰ってからも、特にやらねばならないことがあるわけではないので、あたたかい紅茶を淹れてもらって、本を読んだり、うたたねをしたり。

BGMはすごく久しぶりにこちら。

JAPANESE POP

JAPANESE POP

 

高校生のとき、すてきなはてなダイアラーのおねえさんは、みんなねえやんを聴いていた。なつかしいなー。

この秋冬はじめての豆乳鍋をつくって、8時には早々と晩ごはん。食後には、また紅茶を淹れた。のんびりした学生のときみたいな夕べ。時計とメールを気にしない生活がなつかしい。

 

なつかしいといえば、森博嗣作品で大学生のとき大好きだったS&MシリーズとVシリーズを集め直し、再読もし直してしまったので、大学院生のときに読んでなんとなく食わず嫌いのまま放置していたGシリーズの最新作を読んだ。

帰省すると、やることは色々あるはずなのに、意外と夜が早いのでなんだか手持ち無沙汰でついつい新しい本を買ってしまう。

面白いのが、だいたいそのときものすごく読みたい本ではなく、ずっとなんとなく気になっていてでも買うに至らなかった本ばかり選んでしまうところ。荷物が増えるのがいやで、基本読み終わったら実家にそのまま置いていこうと思って選ぶせいかもしれない。

映像化や賞絡みの作品を買うのも、だいたい帰省するときだ。

今回は、文庫を5冊。

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中高生のときに参考書を買った小さな書店さんで、圧倒的に装丁が好きなXシリーズと共に1冊ずつ買ったGシリーズを結局、5冊の中でいちばんに読んだ。

やっぱりなんやかんやで大学関係の描写が出てくるのが読みやすいのと、そして萌絵ちゃんと犀川先生が出てくると思うと、するする読んでしまう。ミステリーとしてはなんだかかなり薄味ではあるのだけれども。

ひとつ前の巻では、キャラクターとして森作品の中でいちばん好きな紅子さんも出てくるみたいなので、このシリーズもそろそろ読むしかないみたい。

TVをつけたらつけたで、ここしばらくずっとこれを観ていて、なつかしさにほわほわ溶かされながら生きている2017年の秋だ。 

フレンズ〈エイト〉コレクターズ・ボックス【DISC1~6】 [DVD]

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当時、リアルタイムで観ていたのかがだいぶあやしいSeason8から観始めて、結局、1に戻ってきたところ。

こんなに近場でぐるぐる話が回り続けているのに、うんざりしたりいやな感じがしたりせず、ただ明るい気持ちになれるところが心地よくて、精神安定剤のように流している。

今見ると、モニカが美人でおどろく。当時は、だんぜんレイチェルが美人だと思っていたので。

もともと懐古主義なので、ノスタルジックな秋をたのしく過ごしている。