ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

海賊のいる夏

先日のこと。

活動的な土曜日。朝一番の回の映画を観に。公開初日の初回に映画を観るなんて、いつの何以来だろう? お久しぶりねのPOTC。

遅刻ギリギリになってしまい、ばたばたと駆けこんだ劇場の入口で、受け付けの際にチケットの半券以上のものが返ってきて、そういえば、映画って早期来場者特典とかやってるんだよなあ、ということを思い出したりした。

https://www.instagram.com/p/BWCQQfrAOPb/

小さなクリアファイルと中にはポストカードが2枚。1枚はPOTCの本ポスターで、もう1枚は宣伝用の別作品のものだった。

こうして見ると、先日久しぶりにTVで観た1のジャックは、たしかに目元周りのお化粧が薄かったんだなあ。

映画の具体的な感想はネタバレになるので控えるけれど、ものすごく第1作目のファンを意識して作ったんだろうなあという感じ。ところどころオマージュっぽいシーンもあったりして心愉しい。

1~3のPOTCが好きだった層へ向けてあの頃のPOTCをもう一度、という心意気がビシバシ伝わってくる。

わたしは根っからの懐古主義者なので、おおむね大変楽しく観た。

本題に入るまでがとってもとっても長いので、単純に映画の作りとしては、ちょっとどうかなあと思うところもあったけど。そこも含めてファンサービスのためという感じはする。

それからウィル・ターナー偏愛家としては、ほぼ何の活躍もしないのでそこはかなりさびしい。新しい時代に新しいPOTCをという趣旨の企画ならいいのだけれど、めちゃめちゃオリジナル至上主義感あふれる企画だったので、せめてもう少し出してほしかった…。

https://www.instagram.com/p/BWCQVi-gNsB/

まあ、この本ポスターに嘘偽りのない内容ではある。観終わった後だと、バルボッサはもっともっと大きくてもいいのでは、というくらいかしら。

それにしても若かりしジャック・スパロウとウィルの息子・ヘンリーがものすごーくそれぞれオリジナルとお父さんに似ていて、そこがいちばんびっくりした。

どちらも顔が生き写しというよりは、声かなあ。

 

何はともあれ、こんなに時間が経ってまた、POTCの新作を映画館で観られるなんて。とはいえ時は確実に過ぎていて、今回の鑑賞は4DXで。ずっと動いていて、霧が出たり水を浴びたり、完全にアトラクション気分。朝からTDLに行ったみたいだった。

ずいぶんと遊び疲れて、帰ってきてから何もせず、くったりと冷房の効いた部屋で眠ってしまったくらい。

そういえばせっかく買ったポップコーンは、ほとんど食べなかった。たくさんいい映画は観たけれど、ポップコーンがいらないくらい夢中になってしまうなんて、久しぶりだ。

海賊のいる夏は、やっぱりとびきりに楽しい。