1年越しのサングリア
何一つそれらしいことをやるわけではないのに、ここ数年、ハロウィンが終わるとなんだかほっとする。クリスマスの支度をしてもいいんだと、正式にカレンダーに言われた気がするから。
1週間前には、那須に旅行に行ったときに買ったちいさなリースを玄関に出し、クリスマスコフレのカタログを眺めて、幸福に迷ったりもした。
秋を通り越して、冬に片足をつっこんだ気分。
その支度の一環として、去年買ったままもったいなくて開けられずにいたサングリアキットを、ようやく使ってみた。
昨年ふらっと入ったPLAZAで売っていた、ちいさな瓶。135mlの市販のちいさなワイン瓶が少し余るくらいのサイズ感がとてもかわいい。
ワインを注いで最低4時間、冷蔵庫で冷やせばできあがり! というほんとうにお手軽なキット。そして1年賞味期限があるのにもびっくり。
マンゴー&パインには白ワインを、もうひとつのローズ&アップルには赤ワインを注いで。
赤ワインを注いだ方は、写真にとっても肉眼でも、なにがなんだかさっぱりわからなくなってしまったのも、ご愛嬌。
白ワインを注いだ方は、だんだんと淡いピンクが濃くなっていき、4時間後にはきれいなサーモンピンクになっていた。
赤と白のキャンディーケーンが入っていたので、その色かな?
瓶の口が広いので、ワインが注ぎやすくてそれも素敵。そして、見た目じゃなんだかわからない上に、薔薇の花のせいで飲みにくいローズ&アップルの方がやたらとおいしかった!
今年も似たようなものが出ているようだけれど*1、もっとすらっとした瓶みたい。
これはこれでスタイリッシュで素敵。
ただ、個人的にはこれくらいぽてっとしたフォルムが好みなので、今年も同じのがまた発売されないかな、と待っている。
おいしかったローズ&アップルを買いに行って、結局、ビジュアルがかわいいもうひとつの方も買ってしまいそう。
ところで昨日は、このサングリアができるのを待つために、チーズとソーセージをあたため、ビールの缶を開け、やはりどうしてもワインが飲みたくなり、おたるワインを引っ張り出してきたので、なんだか妙にアルコールづいた土曜日になった。
たくさんあるじゃがいもを茹でて、ポテトのチーズ焼きにして食べたり、きのこを炒めたり。おつまみを食べながら、お酒を飲みながら、お酒ができるのを待つ自堕落な時間。
晩ごはんも、生ハムやらおかわりしたチーズやらで、浮かれたパーティーメニュー。寝ながらゲームをしたりして、かなりの“悪い大人感”。
夜中、日付が変わる頃、iPhoneの壁紙もホリデー仕様に変更する。
早くもホリデーシーズンが始まったかのような、お気楽な週末だった。