ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

平日、そして平日

水曜日。後2日働けばお休みと思うと、とてもしあわせ。

ばたばたと帰ってきて、1期はちょこちょこ時間が合えば観ていた程度の『ファースト・クラス』を、ついついみっちり1時間観てしまって驚いている。

なんというか、バラエティを観ている感覚。ものすごい量の女優さんが出てきて、眼福だった。

 

ぎらっとしたドラマを観て開けたくなり、この時期の平日のお楽しみ、「My Little Box」をきちんと開封した。

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届くなり、「今回は派手派手だね」と言われたDVFとのコラボBOXで、たしかに今回は細部までぎらっとしている。ときどきある、BOXから柄入りというパターンで、たしかに派手派手でかわいい。

大人の女の人のためのラップドレス、というイメージが強くて、たぶんこういう機会がないとここ数年で出会うことはなかっただろうな、というブランド。

たとえば最初にとどいたソニア・リキエルの化粧水とか、自分じゃ出会うことのなかったものと出会えるのが面白くて、もうすぐ丸一年だけれど、このBOXはついつい続けてしまう。

コラボアイテムは、スカーフとリップ型のブローチ。

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派手好きな妹とかの方が使えるのかも、と思いながら、ひとまずBOXの中に閉まっておいた。


一度で全部開けてしまえばいいのだけれど、ばたばたしている月初に、届いたものをひとまず開け、すぐに使いそうなものだけ出して他をしまい、だいぶゆったりした月末に「そうそう届いてた」と開き直し、もう一度新鮮な気持ちで楽むのが、二度しあわせ。

雑誌も同じような楽しみ方をする性質で、一度ざっと後ろから読み、暇ができたら最初からみっちり読み直す癖がある。

今回からリボンが白に変わっていて、ああもう一年になるのだ、とそこではじめて、ふいに気づいた。

コスメの入ったポーチもいつの間にかリニューアルされていたし、そりゃあもうすぐ2014年も終わるはずである。

年末年始のお休みにすら、もう思いを馳せられる時期。

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今日はほんとうに寒くて、雨がぱらつき始めた朝はもちろん、夜は秋を通り越して冬といった風情だった。

ジャケットじゃ寒いくらいの風で、もはや薄手のコートは朝晩必要かも、という気温に北国育ちの恋人は非常に憤っている。いわく、10月からこんなに寒いなんて、東京にいる意味がないとのこと。

わたしはどちらかというと南国育ちだけれど、10月というのは唯一きちんと秋だったんだけどなあ、と思う。運動会があり、行楽があり、遠足があり、紅葉狩りがあり、いちばん明るい金色の時期だった。

のりのへなっとした大きなおにぎり、山盛りのからあげ、いくつになってもタコさんだうれしかったウインナー、氷で冷たく冷やされた水筒のお茶、万国旗や紅白帽。

にぎやかで明るいのが10月で、それがない秋はさみしいなあと思う。

今年は、台風が来たり、そのくせ恐ろしく早く寒くなったり、なんだかとってもふしぎな季節の移り変わりをしている。

それから秋と言えば、遠足の班分けや500円以内のお菓子、ということで、この間“お昼から晩酌会”をしたときに、眠っていたわたしへの罰ゲーム(?)として冷凍庫に入っていた、懐かしいお菓子を食べたりした。

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ハッピーターン。あまじょっぱい系の食べ物としては、たしかに中毒性のあるおいしいお菓子だと思うけれど、冷凍庫にはなくていい。

最近こういうリバイバル系のものが、お菓子にしても、エンタメにしても多くて、なんだかお財布を狙われているなあと思う。ついつい手が伸びてしまって、自分が食べないまでも、同じ年代の誰かにあげたくなってしまう。

味はとてもハッピーターン。後味は悪くないのだけれど、食べている最中は、脳が混乱する食感でしかない。

 

それにしても、今年はなんだか特に暗くなるのが早いなあ、と思う。東京の冬は、雪国と違って雪が降らないから、ひたすら冷たくて暗い。

しばらく週末に旅行に行く予定はないけれど、秋が終わる前に、どこかに金色の景色を見に行きたいなあ。昨年の高尾山は、健やかで面白く、とても秋らしかった。

久々に仕事以外で旅行にも行きたいし、観たいお芝居はたくさんあるし、とお休みはほんとうにいくつあっても足りないみたいだ。

ひとまず今週末は久々によい天気のようなので、散歩くらいには行ってみようかな、と計画を立てるとそこからもう気持ちは半分週末で、帰るまでが遠足だというなら、わたしの休日は、計画を立て始めてからすでに始まっているのかもしれない。