ずっと、サングラスがひとつ、欲しいと思っていた。 東京だと、海へ行かなくたって、観光地に行かなくたって、そろそろこの季節になると、街のど真ん中で、たくさんのサングラスを品定めすることができる。 この数年、都会の交差点でばかりサングラスを見て…
読書の梅雨である。一年の内、いちばん本が進むのがこの季節で、窓の外をしのしの降る雨の音を聞きながら、涼しくて安全な部屋の中でぱらぱらとミステリを読むのは、至福の時だと思う。 最近購入したのも、硬軟はあれど、ほとんどがミステリなのはそのせいか…
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