年末年始の麺三昧
年始のごはんは、珍しく全部覚えている。
元旦の朝は、チャイティーラテとホットサンドイッチ、お昼はさぬきでおうどん。晩ごはんはすき焼き。最近、お米がなくてもすき焼きが食べられる。焼肉もライスなしで大丈夫だし。
2日は、朝ごはんがお雑煮(そういえば今年のお雑煮はその1食だけだったなぁ)で、お昼はおせち料理。
晩ごはんは東京に帰ってきて、久しぶりにつけ麺を食べた。
お正月とは思えないくらい盛況なやすべえで。
魚々したスープは苦手なので、ここのみそつけ麺が好き。そして何より、卓上にあるトッピングし放題の玉ねぎがうれしい。圧倒的にジャンクなものを食べているのに、なんとなく体にいいことをしているみたいで。
しゃきしゃきとした食感も楽しいし、玉ねぎを淹れれば淹れるほどスープの温度が冷めていくので、猫舌の人にはおすすめ。最後まで熱々で食べたい人には、向かないカスタマイズかも。
他にも削り節もかけ放題なのだけれど、これは魚っぽさが増すので、わたしは毎回ほぼノータッチ。
ここは小盛りにすると、1個トッピングをつけてもらえるので、水餃子をトッピングして食べるのが好き。
昔、家族でラーメン屋さんに行くとなると、ラーメンよりもだんぜん餃子が楽しみだった。
ここ以外のラーメン屋さんだと餃子は焼き派なのだけれど、ここは水餃子しかないし、それがおいしいので文句なし。そのまま食べてもおいしいし、スープに沈めてしばらくしてから食べても、もちろんおいしい。
それにしても、ラーメンもつけ麺もお蕎麦も、いっそうどんも、東京に来てからたくさん食べるようになったし、ようやく「食べたい」と積極的に思うようになったくらい、麺とは縁遠い生活だったのに、今年は麺ばかり食べているなぁ。
郷に入れば郷に従え、というわけではないけれど、お蕎麦もずいぶん好きになった。
一昨年年越しそばを食べたお店で、今年は年明け最初のお蕎麦を食べた。
おもちを食べないお正月だったので、好きだけれどふだんはカロリーのことがよぎってなかなか頼めない力そばを。
上品ですっきりした味で、とってもおいしいお蕎麦はじめだった。ほんの少し散らされている柚子があるとなしとでは、大違い。
そういえば、2017年は、東京の家ではじめて年越しそばを茹でた冬になった。
特にずっと東京にいると決めたわけでもないけれど、たしかに少しずつ、ここはわたしのホームになりつつある。