ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

Something Wonderful

ここ数年、赤→ピンク→赤と行ったり来たりしている、個人的なリップトレンド。

春先からずっとピンクをメインに使っていたけれど、久しぶりにサイクリングをしたときに小さなバッグにも入るものを……とゲランのKissKissのミニサイズを使いだしたことで、1年ぶりくらいに赤の気分。

マキアージュのリップトリートメントの上に、#325 Rouge Kissを唇の真ん中だけ重ねてぼかすと、ニットによく似合う明るさとつやっと感が出る。

秋は少し深めの赤を使っていたので、にごりのない赤は久しぶり。

そして、世間からだいぶ遅れて、ようやく目が行くようになったカラーも。

https://www.instagram.com/p/BcgG6PdAK1t/

質感だけ変えるグロスを探している子といっしょにお店を見ているときに、「そういえば、そういう用途ならブルーもいいかも」と話していて、つられて購入した。

試してみたら、なんやかんやでやっぱりかわいくて。

#03のベビーブルーと、A/Wコレクションで出た#11のワンダーブルーの2色。

この配色を見ると、いまだにアナ雪を思い出すなぁ。他のものなら、圧倒的に手前の淡いブルーを選ぶけれど、リップにかんしては、つけてみたら奥の強めのブルーが新鮮でおもしろくて。

寄ると、どちらも更にきれい。

#03のベビーブルーの方は、色と同じく入っているラメも上品。

https://www.instagram.com/p/BcgGvWygnCV/

クリアグロスとほぼ同じ感じで、でも、ほんの少しの青みが、少しだけ下に塗った口紅の色をつんとクールにしてくれる。

ほんとうのクリアよりも、クリアブルーの方が、ものとしてはかわいいし……これは人気が出たのがよくわかる。

それにしても、何度も何度も、「ベストセラーには軽率に手を出そう」と思っているのに、ついつい後回しにしてしまう癖はいまだに変わらない。これも、2016年の新作だったみたい。

対象的に、#11のワンダーブルーは、がつんとした青でこのA/Wの新作。

https://www.instagram.com/p/BcgGsF5gdGd/

ネイビーのグロス、というふれこみらしいのだけれど、たしかにこうしてみると立派にネイビー。

ラメも#3より強めのものが、ざくざく入っていてパンチが効いている。口紅の色を0.5トーンくらい落としてくれる感じで、ラメさえ気にならなければ、鮮やかすぎる口紅を平日に使うときに重ねるとよさそう。

ワンダーブルーというネーミングも好き。

RMKのリップジェリーを買うのはこれがはじめて。スパチュラもぬりやすくて、これはたしかにいいグロスだなぁ。

ベビーブルーの方はオフィスにもつけていける控えめさだけれど、クリアに見せかけて、実は遊び心を忍ばせているという余裕が、少しだけ日常に魔法をかけてくれそう。

新しいコスメを手に入れると、いつもおどろきがある。それは知っていたはずなのに。ときには、思っている以上のおどろきを連れてくるものもある。