HAPPY NEW YEAR 2017
2017年。あけましておめでとうございます。
だんだん西暦の数字が現実感を失っていく……大人になるってふしぎだなあ、と未だに思ってるのに、もう子どもの目で見ていた数字から遥か遠い。
去年はともかくめまぐるしくて、一年のまとめの記事も書けないまま。ただ、年末年始バタバタしていたかというと、実はそうでもないのだけれど。
なんというか、台風の目みたいに瞬間的に静かだった年末年始。
こちらでゆっくりして、でも帰省もきっちりして、今日は東京でのんびり紅茶を淹れてクッキーをかじったりしている。
ノンストップだった2016年を最後に取り返すみたいに、毎日お昼前までたっぷり寝て、そのときどきにいちばん食べたいものを食べ、ひさびさにTVもたくさん観た一週間だった。
今日も、夕ごはんにもやしをたっぷり2玉使ったジンギスカンをビールといっしょに食べながら、録画していた『笑ってはいけない』を観た。
年越しは紅白派なので、実は今までまったく観たことがなくて、でもやっぱり今年も紅白が気になって。年明けにだらだら見ようと、録っておいたのだ。ちょっと痛そうなとこは逃げつつだけれど、たのしく観ている。
松下由樹さんが出てきて『ココリコミラクルタイム』で育った年代なので、とってもテンションが上がった! 方言バトル、好きだったなー。
どうやらまだ半分も観られてないみたいなので、残りは三連休にしよう。
それにしても、すごく久しぶりにCMを見たなあ。それから番宣も! バラエティをたくさん見るのって、なんだかすごくお正月っぽい。
録画とHuluやAmazonプライムビデオでいろんなものを早回しで見た2016年だけど、こうして早送りもCMスキップもせずにだらだら見るTVって面白い。コタツはないのに、なぜかみかんが食べたくなる。
静かなお正月らしく、久々にのんびり読書も。
今年の1冊目は、『龍の館の秘密』に。
シリーズ2作目と3作目を去年買って、ずっと積読になっていたミステリ。ちなみに1作目は店頭に並んでおらず、まだ積読にすらなっていない。これは2作目の方。
巻き込まれ型だけど芯があってぶれない主人公と、中身が超江戸っ子な宝塚顔負けの美形ハンサム女子、そして世界に「お知り合い」と「お友だち」ばかりの超絶お嬢様の三人娘+隣に越してきた謎の青年が活躍する青春ミステリ。
ぱらぱらと数ページめくってみて、その甘やかな少女小説ちっくな筆致に、これはもう紅茶を淹れてクッキーをかじりながら読むならこれですね、という気がした。
凸凹女子キャラが3人出てくるお話は、どうしたってもう好きなのだ。
子どもの頃、どきどきしてミステリを読み始めたときのことを思い出す懐かしさ。そういえば、赤川次郎さんの悪魔シリーズ、新刊出てるのかなあ。
厳密には最初の1冊は、飛行機の中Kindleで読んでいた恩田陸さんの『MAZE』なのだけれど、読了はこちらの方が早かったので、今年はこちらをスタートに。
去年は珍しくあまりミステリを読まずに終わってしまった一年だったので、今年はわしわし読みたいな、と思っている。
それにしても、インスタを眺めていると、今度書こう~と思って書いてないことが既に三年前のことだったり。
やり残したことは書き残し意外にもたくさんあるけれど、でも昨年はほんとうにめまぐるしくて、無事に一年を生き抜いただけでも上等じゃないの、と言う気もしている。
そういえば上京してはじめて、ばたばたしすぎてタリーズでアイリッシュラテも飲まないまま年を越してしまった。
でもその代わり、今年の年末にはじめてしたこともたくさんあって。プラスとマイナスを繰り返しながら、プラスが勝って終わればそれでいい。今年もいい一年になりますように!