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ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

Back to Normal

狂乱の9月頭が終わり、気づいたらなんともう9月も半ば。8月終わりからは、自分が何をやっているのかわからないほどに忙しかったけれど、とりあえず3連休なので、心行くまで休もうと思う。

毎日斜めになって帰りながらも、そろそろやってくるはずだと、毎晩かかさず宅配BOXはチェックしていて、ついに木曜日の晩に「お荷物あり」の表示が点いた。

http://instagram.com/p/sxNdMwL5SY/

今回のテーマはちょっと新鮮。"Back to School"という文字が、数年ぶりで目に染みる。

実際には、大学からたっぷり2か月間の休みがあり、この時期に学校が始まったのは、もはや9年前(!)までなのだけれど、それでも9月というとなんとなく身が引き締まるのは、幼いころのサイクルのせいかもしれない。

毎年、夏休みが終わる日は心底悲しくて、でもその癖、最後の1週間は毎日そわそわとしていた。

 

実際、中2の夏に、宿題はもらった瞬間から内職し、1学期が終わるまでにできるだけのことをやり、続きは夏休みが終わってから最初にその科目の授業がある日までにやればいい、という技にたどり着くまで、夏休みの最後は大忙しでもあった。

2Bの鉛筆じゃないと上手に見えない書き取りだったり、1週間で枯らしてしまったひまわりの生態*1を図鑑で調べたり、そういう帳尻合わせの時期。結局、「夏休みの友」という冊子とは、最後まで夏休みになかよくできたためしがない。

でも、ばたばたしている内に少しずつ日常へ戻る心の準備ができて、気持ちはだんだんとしゃんとしてくる。

 

我が家は何かにつけ、今日で最後だから、という理由で動くのが好きで、「夏休み最後の花火だから」と、家の前にある川辺に幼馴染の家族と連れだって花火をしに行ったり、「今年の夏最後だから」と祖父母の家ですいかを食べたり。

そのなかでほぼ唯一前向きな理由のおでかけが、新学期の準備のために連れて行ってもらえる文房具屋さんで、妹とわたしは「新学期をがんばるために」という名目で毎年その時期は好きなノートやけしごむを買ってもらえることになっていた。

妹はクッキーのにおいのするけしごむや、ピンクのノートを夢中で選び、わたしはその横でいつも少しだけ背伸びをしたものを選んだ。初めてルーズリーフを買ったときの、得意げな気持ちは今も覚えている。淡いパステルブルーのPrivateLabelのバインダーだった。

 

働き始めてからは、9月はとくに気持ちを切り替えるような月ではなくなったし、書き物もほとんどをPCで済ませてしまうので、ノートやペンをあれほど頻繁に選ぶことなくなった。

だから、今回のBOXの雑貨を開いたときには、なんだかとても懐かしい気持ちになった。

http://instagram.com/p/sxNfgir5Sc/

トリコロールがかわいいノートとペンは、それぞれドットとストライプでお化粧されている。

週明けには、久しぶりにバッグにノートを滑り込ませて家を出ようかなあ、と思う。そう考えて、バッグに手帳でなくノートが入っている、というのが、ここ数年ですっかり遠い習慣になってしまっていることにびっくりした。

ノートとペンを新調する9月というのは、わかりやすくしゃんと背筋が伸びる、秋の初めにふさわしい清々しさなのだった。

 

一緒に入っていたミニシュシュ*2も、同じようなトーンの色で、秋らしくとてもかわいい。

http://instagram.com/p/sxNiQQL5Se/

そうそう、新学期と言えばそうだった、と思い出す。

靴下を新調したり(どうしたって、新学期に穿く靴下にはワンポイントがついていなくてはいけなかった。ウサギとか、エッフェル塔とか)、髪の毛のゴムを新調したり、ともかく、忙しかった。

そういうひとつひとつの準備が、夏の終わりを彩っていて、準備をするということの楽しさを、わたしはいつも秋の初めに学んでいた気がする。

*1:本来は1週間でどうなり、2週間でどうなるのか、とか。

*2:STYLISHオンラインショップというお店のものらしい。他のもかわいいなー。