Surprise!
スケートを観たら消耗したので*1、違うことで気を散らそうと思う。代表選考について考えるのはもうやめだ……。
えーっと。もうすぐクリスマスである。
われわれも、働き人の例にもれず、仮に当日遅くなってしまった場合に備えて、前倒して明日やるつもり。でも、今年はこの3年間で一番穏やかなクリスマスになりそうである。
というのも、毎年の一番大きなイベントが既に終わってしまったからだ。
先週の土曜日、久々にまるまる2日間いっしょに過ごせることに興奮したわたしは、とても当日まで待ちきれず、早々と誘惑に負けて、既に今年のクリスマスプレゼントを渡してしまった。
この2年間、ことあるごとにアクセサリーをプレゼントしてきたので、3回目のクリスマスはもう少し実用的なものを、と思ってFrancfrancにて購入。
恋人もそうだけれど、わたしも好きな人*2に対しては、非常に”あげたがり”だ。プレゼントは選ぶのが楽しいし、そしてわたしの場合は、用意をするともうその帰り道から、あげてしまいたくて口元がうずうずする。
それで、今年は我慢できずに、とうとうクリスマスの前に渡してしまった。クリスマスにもうひとつ新しいのを買ってプレゼントすることはしません、と約束をした上で。*3
ところで、フライングは、結果的にはわたしだけではなくなった。てっきり2週間も前にプレゼントを準備しているのはわたしだけだろう、と思っていたら、TVの裏から(!)見たことのない水色のショッパーが出てきたのである。
いつのまにか、まるで手品のように、今年も恋人は早々と用意してくれていたのだった。
1年目の時には11月の早い段階ですでに用意し、そして、クリスマス当日まで「クリスマスにプレゼントをしあうなんて習慣、生まれてこの方、聞いたことがありません」という顔をしていたのだから、恐れ入る。
かわいすぎて自分では買えない……と思っていたお店の袋は、わたしの大好きなブルーで、ほとんどピンク系で埋め尽くされた選択肢の中から、わざわざその色を選んでくれたらしい。
ひとつひとつの小さなことがうれしくて、もちろんプレゼントの中身は、わたしが買おうかどうか迷っていたもので、でも何が一番うれしいかというと、プレゼントを渡す口実がなくても、クリスマスも同じ人とまた過ごせる、ということなのだった。
うーん。気を散らそうとしたら、ただののろけになった。
「お付き合い」というものをするのは、ほとんど初めてなので、3年目には3年目なりの驚きがあるということに、驚いているだけなのだけれど。