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ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

レイトショーのポップコーン

土日、両方ともおやすみって素晴らしい! この時間にして、まだ休日ハイである。

土曜日は8時に起き、10時まで二度寝をし、今年は初めて着る派手なコートを着て、だいすきな図書館に行ってパンケーキを食べ、晩ごはんにビールと日本酒で串を食べ、最後にはポップコーンを抱えながら映画を観た。完璧すぎる。

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ポップコーンという食べ物は、映画館にいるときと、ディズニーランドにいるとき以外、まったくといっていいほど欲さない食べ物だけれども、そのどちらかにいくと、そんなに大好物というわけでもないのに、ついつい買ってしまう不思議な食べ物である。たいていの場合、値段も度外視して。

恋人はしょっぱいポップコーンを好み、わたしはどうしてもキャラメルの匂いに惹かれてしまうのだけれど、昨日はスタンダードに恋人好みの塩にした。甘いフレーバーが多すぎて、選びきれなかったのだ。(そして、キャラメルの匂いがしなかった)

お手洗いに行きたいという恋人から、「できれば塩バター」と預かっていて、でも塩しかなかったのに、店員のお兄さんに「バターを落としますか?」と訊かれたのも嬉しく、「やっぱり……」という言葉を飲み込んで、塩に決定。

人生には、そういう”どうでもいい偶然”がたくさん紛れ込んでいて、わたしはその度に馬鹿に素直にうれしくなってしまう性質なのだ。

お手洗いから戻ってきて、チケットを渡してくれた恋人も、「え? 塩バターほんとにあったの?」と驚いていた。TOHOシネマズで塩ポップコーンを買うと、バターを落としてくれるようである。嬉しい。

 

レイトショーは、ほどよく混んでいて、そのうちのほとんどがやはり、ポップコーンを片手に映画が始まるのを待っていた。

舞台にせよ、映画にせよ、コンサートにせよ、わたしはこうして大勢の人が同じものを待ち構えている瞬間、というのが好きだ。かといって、フランクに隣に話しかけたり、ということは決してしないのだけれどなんだか妙にうれしくなる。

映画は、大好きな探偵と、大好きな怪盗の物語。面白くないわけがなかった。そこかしこで、両作品のファンにはにやりとする仕掛けがあり、大満足。

 

土曜日遊びに遊んだので、日曜日はひたすら家でまったり。

8時半に目覚めて、11時前まで二度寝。天気が良かったので、近所のパン屋さんにバゲットを買いに行き、ついでに晩ごはんのお鍋の買い出しも済ませた後は、一歩も家から出ずに過ごした。

 

1週間ぶりにしっかり休めたので、もうひたすら楽しかった今週末。金曜の夜も、ミーティング後直帰したので、むしろいつもの金曜日よりも早く上がれたくらい。

先週は2回飲み会があり、3回恋人とごはんを食べた。飲み会もどちらも、日付が変わる前に終わったので、まあ年末にしてはよい成績。

「花金」という言葉は、本で読んで知った世代だけれど、自分も浮かれた気分で歩く金曜の街は、たしかに「花」という表現がよく似合う軽やかさ。好きである。大好きである。クリスマスに浮かれた人ごみの中、わたしも同じように浮かれた気持ちで練り歩いた。

 

週末になると、わたしには好きなものがたくさんあるなあ、ということを思い出す。あれもこれも、理由があっても、なくても。

そんな当たり前のことを、「思い出」さなくていい平日を、来年は送るつもりである。