ときどき晴れのくもり空

いつか想像してた未来と今が少し違っていたって

秋のドライブ・2

助手席にて、秋のドライブを満喫。
 
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何度かカーナビに騙されながら、千葉にたどり着くとお昼の1時だった。特に行き先は決めていなかったので、地元っ子に丸投げしてしばし仮眠。
 
目覚めると、海にいた。何周目かのCDを止め、窓を開ける。
 
海の匂い!
 
というのは、実はしなかった。浜じゃないせいかもしれない。
 
 
それでも、朝はクーラーをつけていたくらいなのに、海辺の風は肌寒いくらいで、海に来たのだと体から実感する。
 
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ベンチに座り、とりとめのない話をしている間、ずっと頭上を飛行機が飛び交っていた。山の手線のような頻度で、飛行機が行き交う。
 
暑くても寒くても、海というのは長居できないもので、風邪を引く前にと、そそくさと切り上げた。
 
 
そして、本日のメインイベント、晩ご飯。
 
わたしはなぜかどうしても、なめろう丼というものが食べたかったのだけれど、ちょっと遠過ぎたので、こちらもやたら美味しそうな穴子天丼を目掛けて車を走らせる。
 
おばあちゃんちに行くような、友達の家に遊びに行くような、街灯もほとんどないプライベートに過ぎる横道をこわごわと進んだ先に、ぽんっといきなり明るいお店が現れた。
 
ご当地戦隊もののポスター(サイン入り)なんかに囲まれながら、あさり飯に誘惑されつつも、初志貫徹。穴子天丼ならぬ穴子天重を頼む。
 
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これが、笑ってしまうくらい大盤振る舞いだった。写真の通りで、もちろんお重は普通の大きさなので、そこから倍くらい飛び出した穴子が、気前良く二本ものっけられている。
 
ちょっと甘めのたれも美味しくて、きっちり全員完食。穴子の天ぷらでおなかいっぱいになったのは、初めてである。
 
ただ、たぶん普通の胃袋であれば、全員これをたのむよりも、あさり飯とひとつずつたのんでシェアするくらいでちょうどいいかも。
 
 
とにもかくにも、おなかがこれ以上ないほどいっぱいになって、夜の7時(!)には、早々と帰路に着けた充実の秋のドライブだった。
 
何をするでもないけど、毎回楽しい集まり、次は来月である。