Stuffed
日曜日。昨日は3時くらいまで、なんやかんやで夜更かし。その割には、9時すっきりと目覚める。やっぱり6時間睡眠っていいのかも。
iPhoneをつけると画面がクリスマスで、うきうきする。
暦モードで見たら、2年前にも同じ時期にiPhoneの壁紙を替えていた。
そのときは、忙しげだけれどきれいな都会の夜景で、年始も同じもので過ごした記憶があるけれど、今年はもう少し期間限定で。クリスマスっぽく、赤いマグに入ったホットチョコレートに。
ちなみに、Macbook Airの壁紙はもう数週間前から、ジンジャーブレッドマンクッキーで、すっかりクリスマス仕様。
アドベントカレンダーの最初のひとつもしっかりセッティングして、とりあえず、少しずつ準備が整ってきた。去年まで使っていた袋が、1日目だけなくなっていたので、新しいものを探してひっかけて。
曇っていた窓の外がくっきり明るくなったところで、ベッドから抜け出して、朝ごはん。
昨日は結局、晩ごはんはかんたんなものに。山かけまぐろ丼と、わかめとおとうふのお味噌汁という作るのも食べるのもすぐなメニュー。7時前には食べたので、眠るときには既におなかが空いていた。
昨晩ことこと茹でられていたたまごが、なにになるんだろう…と思っていたら、やわらかな色合いのたまごサンドになって出てきた。
茹でたまごを粗くつぶし、マヨネーズと塩コショウで味付けしたこのタイプのたまごサンドが、なんやかんやでいちばん好き。
他にも、とろりと焼けたカマンベールチーズが乗っかったかりかりのベーコンとか、これも大好物のあつあつのコーンスープが、どんどん明るいキッチンで出き上がっていく。
わたしは昨日の晩、食べそびれていたサーモンでマリネを作り、食後のデザートにいただきものの柿を切った。
我が家に届いてからけっこう日にちが経ってしまっていて、見た目はちょっと熟し過ぎ? というくらいだったけれど、切ってみるとちょうど食べごろ。
小さなターコイズブルーの器に入れて。
この器を買ったときには、今年こそこれでたくさんのそうめんを食べる夏にしよう、と意気込んでいたのに、結局2017年の夏も、特に劇的にそうめんの消費量は増えないまま終わった。
食事の最後に食べる果物や、ヨーグルトを入れるのにちょうどいいサイズなので、こういう使い方の方が圧倒的に多い。
何を入れても色がきれいだし。
くし型切りにした柿は、あらかた恋人が食べた。
まだ残っているので、後でもう少し皮を剥いてわたしも食べよう。昨日の朝ごはんにはたっぷりの梨がついていたし、果物だけはまだ秋を引きずっている。
食後は書斎の片付けをしつつ、大学時代のテキストや参考図書を見つけて、珍しく小説以外の読書をしている。
大学時代、何か国語もかじるだけかじっていたので、語学の参考書も多い。
読んだのはこのスペイン語の本。
絵で見るスペイン語―SPANISH THROUGH PICTURES (スルーピクチャーズシリーズ)
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スペイン語だけは、4年間何かしらの授業を取り続けていたせいか、意外と覚えていてびっくり。
こうしてテキストというものを読んでみると、久しぶりになにか学びたい気持ちがむくむくと湧いてくるからおもしろ。いざやり始めると、3日で飽きるのはわかっているんだけれど。
本で学ぶのではなく、いわゆるテキストでなにかを学ぶというのを、ちょっとまたしてみたい気分。
Something Wonderful
ここ数年、赤→ピンク→赤と行ったり来たりしている、個人的なリップトレンド。
春先からずっとピンクをメインに使っていたけれど、久しぶりにサイクリングをしたときに小さなバッグにも入るものを……とゲランのKissKissのミニサイズを使いだしたことで、1年ぶりくらいに赤の気分。
マキアージュのリップトリートメントの上に、#325 Rouge Kissを唇の真ん中だけ重ねてぼかすと、ニットによく似合う明るさとつやっと感が出る。
秋は少し深めの赤を使っていたので、にごりのない赤は久しぶり。
そして、世間からだいぶ遅れて、ようやく目が行くようになったカラーも。
質感だけ変えるグロスを探している子といっしょにお店を見ているときに、「そういえば、そういう用途ならブルーもいいかも」と話していて、つられて購入した。
試してみたら、なんやかんやでやっぱりかわいくて。
#03のベビーブルーと、A/Wコレクションで出た#11のワンダーブルーの2色。
この配色を見ると、いまだにアナ雪を思い出すなぁ。他のものなら、圧倒的に手前の淡いブルーを選ぶけれど、リップにかんしては、つけてみたら奥の強めのブルーが新鮮でおもしろくて。
寄ると、どちらも更にきれい。
#03のベビーブルーの方は、色と同じく入っているラメも上品。
クリアグロスとほぼ同じ感じで、でも、ほんの少しの青みが、少しだけ下に塗った口紅の色をつんとクールにしてくれる。
ほんとうのクリアよりも、クリアブルーの方が、ものとしてはかわいいし……これは人気が出たのがよくわかる。
それにしても、何度も何度も、「ベストセラーには軽率に手を出そう」と思っているのに、ついつい後回しにしてしまう癖はいまだに変わらない。これも、2016年の新作だったみたい。
対象的に、#11のワンダーブルーは、がつんとした青でこのA/Wの新作。
ネイビーのグロス、というふれこみらしいのだけれど、たしかにこうしてみると立派にネイビー。
ラメも#3より強めのものが、ざくざく入っていてパンチが効いている。口紅の色を0.5トーンくらい落としてくれる感じで、ラメさえ気にならなければ、鮮やかすぎる口紅を平日に使うときに重ねるとよさそう。
ワンダーブルーというネーミングも好き。
RMKのリップジェリーを買うのはこれがはじめて。スパチュラもぬりやすくて、これはたしかにいいグロスだなぁ。
ベビーブルーの方はオフィスにもつけていける控えめさだけれど、クリアに見せかけて、実は遊び心を忍ばせているという余裕が、少しだけ日常に魔法をかけてくれそう。
新しいコスメを手に入れると、いつもおどろきがある。それは知っていたはずなのに。ときには、思っている以上のおどろきを連れてくるものもある。
Just an Ordinary Saturday
ふたたび休日。
8時に目覚めて二度寝。それは起きたと言わないのでは……と言われたら、そのとおり。最近夢をよく見る。身近なものから、いくぶんファンタジーめいたものまで、たくさん。
11時にはキッチンからいい香りがしてきて、すっきりと目覚める。
昨晩買っておいたパンをトーストしたもの、あたたかいコーンスープ、それからたっぷりとざく切りにされた梨。スクランブルエッグのおともはかりかりに焼いたベーコンだった。
朝食ができる間に、昨日の洗濯物を畳んでしまい、新しい洗濯物を干して、食後はクリスマスの味がするミルクティーを淹れて、その後はネットサーフィンをしつつ、ドラマを観つつ、本を読むという忙しいことをしている。
どれか一つに集中すればいのだけれど、せっかくのおやすみだしもったいないと思って、ついつい妙なマルチタスクをしてしまう。
我が家にiMacがやってきたことにより、MacbookAirのお下がりをもらったことも大きい。軽いのはもちろんだけど、起動がほんとうに早くて、ストレスと無縁。
院生のときから足掛け7年くらいずっと使ってきたdynabookも、まだぜんぜん現役なので、だんだん家に生きているデバイスが増えていく……。
完全に死んでいるのは大学生の4年間、妹とわたしと二人がかりで酷使し続けたLet's noteくらい。
はじめてHPを作ってみたり、はじめてレポートを書いたり、そういうすべてをしたPCなので捨てるに捨てられず、家の隅で眠らせている。
ドラマは相変わらず『ワンス・アポン・ア・タイム』。
平日に寝落ちしながら1話ずつこつこつ観て、ようやくSEASON3に突入した。1を観終わったときに、「これは1がいちばんおもしろいやつでは……」と思ったのが嘘みたいに、テンションが落ちずにおもしろい。
ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3 コレクターズ BOX Part1 [DVD]
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ついにピーター・パンがメインキャラクターとしてでてきたり、アリエルがでてきたりと登場人物も更に豪華。アリエルの声がほんっっとうにディズニープリンセスそのものでかわいい。
まだプライムではSeason4が見られない(?)みたいなので、あまり急がずに観よう。
それにしても、残り1週間でクリスマスか。今年はあんまりそんな気がしない。アドヴェント・カレンダーの準備をさぼっているからかなぁ。
今、壁を見たらちょうど来週の月曜日からだったので、今週末に最初のいくつかを調達しておこうと思う。
とりあえず、ということで、ベッドのヘッドボードをクリスマス仕様に更新。
この左下のポストカード、なんだか映画の『ホリデイ』っぽくて気に入っている。クリスマスになると観たくなる映画が何個かあるけれど、『ホリデイ』はそのうちのひとつ。
あとは『ホーム・アローン』と『34丁目の奇跡』はてっぱん。そして忘れちゃいけない『ラブ・アクチュアリー』も。変わり種だと、『ダイ・ハード』の1も実はクリスマスもので好き。
こうやってクリスマスにまつわるものについて考えていると、俄然、クリスマスがたのしみになってくる。
そういえば、BGMだけは11月の終わりからクリスマスソングにしている。ジャズっぽいやつに、スタンダードなやつにといろいろ。残り1週間、もう少しいろいろクリスマスの気配を集めよう。
Time to celebrate!
「一年間がんばりました」の合図は、ここ数年チャイムの音をしている。
今年最後のMy Little Boxが今年も届いて、年末をこのBoxで労われるのも、もう5度目。つまり、働き出してから6回目の年末になる。
最初の年は生き抜くのにせいいっぱいで。2年目の年末に、ようやく日常にたのしんでいいということを思い出し申し込んだんだっけ。
飽き性だし、怠け者なのに、よくもまあなんとか曲がりなりにも6年間働き続けたものだなぁと思うと、感慨深い。
ちなみに、そろそろ自分が何年目かもわからなくなってきた。
最初の頃は一年乗り切るごとに少し高価なアクセサリーを買ったりしていたけれど、いつのまにかその習慣もなくなった。
働くことががんばることじゃなくて、日常になってきたせいかもしれない。
それに毎月毎月、どんなにぐったりしていても、このチャイムが労ってくれる。
というわけで5度目のクリスマスBox。
今年は真っ白にゴールドのシックなデザイン。
開けると星がこぼれてきて、びっくりして確認したら、なんとほんとうに星のスパンコールが散りばめられているのだった。
なんて無駄な。だからこそ、なんて豊かな。
箱の下側だけ真っ赤で、そのメリハリもすてき。毎年12月のBoxデザインがいちばんツボだなー。
さすがに増えすぎてしまって、いくつか処分したBoxもあるけれど、12月のものは歴代すべて残っている気がする。
開けるとクラフト感のあるリボンが。去年は歴代ではじめて(?)のグリーンのリボンで、それはそれでとってもかわいかった。
今回は箱のシックさを裏切るように素朴なリボン。
入っていた雑貨も、USB接続のイルミネーションライトに、メダリオンとDIY系のものがふたつ。
コスメは実力派が3点。
クラランスのボディローションと、ロクシタンのクレンジングオイル。それからMy Little Beautyのハイライトクレヨン。
クレンジングはいくらあってもうれしいので、個人的にはロクシタンがいちばんうれしかったかな。
色物の方が、もちろん届いた瞬間のテンションは上がるのだけれど、実際に使うのはこういう堅実な商品の方だというのもさすがにわかってきた。
ボディローションは、ちょうど欲しがっていた子におすそ分け。
3月のBoxにMy Little Beautyの人気アイテムがおまけでついてくるよ! というお知らせまで入って、箱の底までわくわくがつまっていた今年最後のBox。
まだまだここからが怖い師走だけれど。
とりあえずまあ、ここまでなんとか一年がんばりました。もう少しだけ年内、走り抜けよう。
線路沿いのサーカス
ある週末。イチョウはすっかり落ちてしまった国立で、のんびりした。
あのひたすら幸福な秋の景色を観られなかったのは残念だけれど、そのがっかりを免罪符に、気になっていたお店をはしごして、結果的には大満足なお出かけになった。
何度降りても、南北を自由に行き来できるのがいまだに不思議な改札を出て、ひたすら線路沿いに歩く。今回はどちらも線路沿いのお店だったので、はじめてでも道順が明確でいい。
たどり着いたのはcircus*1というちいさなお店。10席しかないこじんまりとしたカフェで、お花屋さんみたいな外観におどろく。この街に行かなくなってからできたお店なので今回がはじめて。
お花見の時期には混みすぎてるかな、と思ってずっと先送りにしていたのだけれど、どんよりと寒い日の中途半端な時間帯だったので行ってみた。
デザートもおいしそうだなと惹かれつつ、おなかが空いていたのでごはんものをいただくことに。
ペリカンの食パンを使っているトーストセットに一瞬よろめきながら、あたたかくてやさしいものが食べたくて、茹で鶏のせごはんを。店内がとってもくらいので、あまりきれいにとれなかったけれど、心躍る盛り付け。
ごはんは鶏スープと生姜で炊かれたもので、このごはんだけでも十分おいしい。
別添えで出してくれる、少し酸味のあるソースをかけると更に味がしまるけど、ないとほっとする味で、どちらもすてき。夏ならソースをかけた方が、冬ならなしでほんわかやわらかい味をたのしむ方が、というのが個人的な感想。
別添えでいえば、レモンとパクチーを、丼にはのっけずに出してくれる心遣いもうれしい。
パクチーはダメでもエスニック料理自体は好き、という人を誘いやすいシステム。
いっしょにいったのがどちらもあまり好まない人だったので、わたしが二人分いただいて、せっせとカスタマイズして食べた。
器がどれもごつっとした手触りで、でもすてきだったなぁ。マグカップも無骨なもので、それがあの空間に合っていてとても魅力的だった。
お店の壁がとても印象的なブルーで、そこに少しずつきれいな色が花瓶に挿された花で差されて、印象的な色がそこかしこにあるのに、ふしぎに静かな空間。
なぜか、おいしいカレーを食べさせてくれる吉祥寺のカフェのことを思い出した。あちらはもっとベージュと白と…という色使いだったはずなんだけど。
そんな感想を呟いたら、いっしょにいった人も、まったく同じ感想を抱いていたみたいでびっくり。どこがどう、というわけではなく流れている空気感かなぁ。どちらもすてきなお店。
茹で鶏のせごはんには、その日の小鉢とフォーのスープと同じスープ(?)がついてくる。ピクルスみたいに色鮮やかなおつけものも、丼にのっかっていた。
なんだかただごはんを食べただけなのに、旅に来たような気持ちになるカフェ。
ささやかな照明の落ちた店内に、とろとろと静かに時間が流れて、キッチンにだけ明るい光が灯っていて、それもなんだか真夜中に起きてきたら、お姉さんがことことからだにいいごはんをこしらえてくれているみたいで。
寒さに固まったからだをじんわりほぐしてくれる、ずいぶん遅めのお昼ごはんだった。
It's Christmas Time
長い日曜日。
来週からは怒涛の師走なわけで、こんなにのんびりする週末は今年最後かも、と思ってだらだらしている。
朝ごはんは昨日買っておいたパンを温め直して、半熟のスクランブルエッグとシャウエッセン。久しぶりに食べるとものすごく悪い味がしておいしいなぁ、シャウエッセン。朝からビールが飲みたくなる。
日曜日のおともはウィッタードのクリスマスティー。
ピンクにネイビーにゴールド。大好きな色の組み合わせ。
公式サイト*1を見ると
どのパッケージもほんとうにかわいい……。クリスマスギフト仕様のものはどれも特にかわいくて、深いグリーンとネイビーにゴールドの組み合わせが素敵。
かなりしっかりした作りのキャニスターなのに、持つと意外にも軽いのにおどろく。
日本では、以前、赤坂のレオニダスで取扱いがあったみたいだけれど、もう契約終了して、今は販売していないのが残念。
ピンクでロゴが刻印されている蓋を開けると、中にはリーフティーがぎっしり。
クリスマスらしいクローブがかつんと効いていて、開けるとちょっとむせ返るくらいのスパイス感。続いてバニラの香りが、がつんとくるのもますますクリスマスっぽい。
更にオレンジピールが散りばめられているので、なんだかチョコレートが食べたくなる味。
ストレートで飲むより、だんぜんミルクティーにした方がおいしい。
ふだん、あまり紅茶にお砂糖は入れないけれど、これはがつんと甘くして飲むのがいいかも、といろいろ試した結果、思っている。
ちょうど紅茶が切れていたタイミングでなければ、ぱっと買えるお値段ではなかったのだけれど、ネットで見てみると4,000円くらいしてびっくり……。むしろかなりお得に手に入れていたみたい。
そして、後で使えるといいなくらいに思っていたこのキャニスターが、かわいい以上でうれしいサプライズ。
蓋を開けても本体とバラバラにならなくて、密封性も高くて、かなりしっかりしたつくり。
今まで、缶にしまっても、なんとなくやっぱり湿気させてしまっている気がして、いつも急いで飲みきっていたのだけれど、これからは紅茶を買ってきたら、迷わずこれにしまおう。
がつんとスパイスのきいた紅茶を飲みながら、久しぶりにドラマ『Once Upon a Time』を観ている。
第1シーズンの12話まで観て、やっとこのシーズンの折り返しくらい。まだまだ先は長いなー。
今の時点で、あの人がジーニーだったの! とか、ああこの子が赤ずきんか!! とサプライズがたくさんあって、この後、いったいどんなキャラクターがどう絡んでくるのか考えるだけでわくわくする。
今の時点でフルスロットルで、こんなに出し惜しみしなくていいのかしら……と心配になるくらい。
個人的には、『美女と野獣の』の使い方が、ここでそうくるかー!! といちばんびっくり。いろんな物語のキャラクターがクロスオーバーするのが好きな人は、ぜったいにハマると思う。
ものすごくファンタジーなのに、けっこうシビアなところも好き。しかし、この秋から日本でシーズン5が放送され始めたらしいけれど、いったいいつになったら見終わるのやら……!
お・も・て・な・しBOX
最近ヒットのコスメといえば、11月のMy Little Box。
マキアージュコラボで、コスメがかなり豪華だった。しかも、どれも自分で買うかどうかは迷っていて、こうやってお試しできるとうれしいタイプのアイテム。
いちばん左の白いボトルのものだけ、My Little Beautyのもの。
残りの3つはマキアージュで、しかも真ん中の2つは現品というふとっぱらな内容。一番右はBox到着当時には未発売の新作ルージュを4つ試せるパレットで、現品じゃない場合はこういううれしい! というお手本のような心配り。
もちろん、ものによってはサンプルが入っているだけでもうれしいブランドもあるけれど、こういう細やかさがあるとファンになってしまうなぁ、と思う。
なんやかんやでいちばん使ってるのは、ドラマティックリップトリートメント。
いつだかモデルの美香さんが紹介されてて、気になっていたもので、でもリップとしては高価すぎて、なかなか手が出なかったもの。
それにしてもパッケージが素敵!
淡いピンクの本体も、ケースがつやっとしたブラックに、メタリックなうすいピンクなのも、ちょっとだけ赤が差されているのも全部かわいい。
そして使ってみると、これがほんとうにトゥルットゥルになってびっくり。
何よりも、1回塗るとそのつやっとした状態がかなり長く続くので、ぜんぜん塗り直さなくていいくらい。そう考えると、むしろコスパはいいのかな…?
でも、やはりリップクリームだと思うと、ちょっと高い。わたしは肌も唇も強いので、なんでもわりと整ってしまうせいもある。いまだに保湿にお金をかけるのが苦手。
せめてあと500円安ければぜったいに、自腹でリピートするんだけどな…と思いつつ、大事に使っている。使うと、これが切れたらいやだなぁとしみじみ思うので、やっぱりいいリップなんだけども。
ボディにもヘアにも使えるフレグランスオイルも、ちょうどヘアオイルが切れかけていたところなので、とてもうれしい。
ヘアケア製品は単体ではよくてもそれをつけた髪が肌にあたるのが、あまり好きじゃなくて、ニュクスのオイルで感動して以来、肌につけてもいいオイルがいちばんだな、と思うように。
そういえばあれもMy Little Boxで出会ったんだっけ。
そして、今回のBoxのおたのしみ。
Kanakoさんのオリジナルイラストがついた紙製のパッケージを、ずらっと新作ルージュのサンプルが4つ入っている。
マキアージュの新しいミューズ、乃木坂48のまいやんがCMでつけているカラー#OR414(レディモーメント)も、もちろん入っている。
このかゆいところに手が届くっぷりたるや。
個人的には、ちらっとパールが入った手前の期間限定色#70(ナイトミラージュ)も好き。あんまりパール入りって使わないけれど、これは老けない質感でかわいい。
そして、一番右の#RD571(ラストキス)は、塗るだけで美人の唇になる赤。
この夏はもっぱらいろんなテイストのピンクリップを使っていて、しばらく赤はごぶさただったけれど、これはちょっと赤い口紅がつけたくなる。
こういう形式なので、母になにかの発表会のときに口紅をつけてもらった以来に、リップブラシを使ってきちんとぬっている。それもあってか、つける度に背筋がすっと伸びるルージュだ。
BOX自体はこんな感じで、とっても淡いピンクと白に水色で、ものすごくリラックス感あふれていたのだけれど。
それにしても、見れば見るほど、なんだかとっても日本人っぽいセレクト。
色物は好みがあるだろうし、もともとのファンの人が持っているものを今更ちょびっとあげても仕方ないし……と保湿という人をあまり選ばないアイテムを入れ、「でもそれじゃ、やっぱりさみしいかな」とお試しサイズで何種類もルージュを入れてみる。
たしかに、友だちというほど親しくない女性複数人に、同じプレゼントを用紙しなければいけないときには、同じような思考回路になる気がする。
ものすごく久しぶりに「お・も・て・な・し」という言葉を思い出したBoxだった。